このページの本文へ移動

関東森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    令和5年(2023年)9月2日(土曜日)妙高山燕温泉ルート(燕温泉~天狗堂往復)

    巡視ルート

    巡 視 日  :令和5年(2023年)9月2日(土曜日)
    巡視箇所 :妙高山燕温泉ルート(燕温泉~天狗堂往復)

    巡視状況

    令和5年度GSS活動の巡視です。

    7:20  妙高山登山者駐車場
    すでに20台ほどの車が停まっていました。
    駐車場
    7:52  登山道入り口の案内看板
    各ポイントのコースタイムなどが分かりやすくが表示されています。
    案内看板
    8:21  登山道
    約30分ほど歩くと道が細くなりますが、登山道はコンクリートでよく整備されています。
    登山道入り口の案内看板
    8:45 赤倉温泉原湯  
    登山道入り口から55分で到着。
    赤倉温泉原湯
    8:55 源泉の蒸気の吹き出し  
    登山道脇の管から蒸気が「シュー」という音を立てて吹き出しており、大地の恵みを実感します。
    源泉の蒸気の吹き出し
    9:01 複線型登山道  
    源湯を過ぎると登山用と作業用の二つの道に分かれます。登山者は右側の細い道を利用します。
    複線型登山道
    9:10 光明滝・称名滝   
    この夏の日照りが原因なのか、滝の水量が少なく、かろうじて水が流れ落ちているという程度でした。なお、上流の称名滝は比較的新しい年代の地層に、下流の光明滝はかなり古い年代の地層に出来たものと言われています。
    光明滝・称名滝
    二つの滝を過ぎると本格的な登山道になります。登山道の谷側が崩落し、テープで注意喚起している箇所が複数ありました。
    危険個所
    2つの滝に流れ込む川に沿って登ります。水量がほとんどなく通行には問題ありません。ここを登り切ると麻平への分岐点です。
    川に沿って登る
    9:50 麻平方面への分岐点   
    麻平へは右の道を上っていきます。現在は通行止めになっていて燕温泉へはつながっていません。
    麻平方面への分岐点
    分岐点を過ぎると道が細くなり傾斜もやや急になっていきますが、道は整備されていおり危険箇所はありません。
    登山道
    10:23 胸突き八丁入口
    この地点から約30分間は急登の連続です。ゆっくりと小刻みな足取りで慎重に登っていきます。
    胸突き八丁入り口
    10:41 五合目到着
    五合目
    岩や石が多い登山道は足場を確保しながらより安全に登る必要があります。登山者自身の歩幅に合ったルートを定めながら進むことが大事です。
    岩場の歩行


    木の根がでている場所では木の根を足がかりにすると登りやすいです。
    木の根


    11:05 天狗堂着
    出発から3時間15分で天狗堂に到着。周りの笹藪がきれいに刈られていました。
    天狗堂
    昼食が近づくと続々と登山者が増えてきました。数名の方に栞を渡して啓発活動を行いました。
    啓発活動
    13:26 燕温泉到着
    天狗堂から約1時間45分で下山。登山道はよく整備されており、看板も分かりやすく、適切なところに設置されていました。
    到着場所
    全行程、ゴミがほとんど落ちていませんでした。手袋とお菓子の袋のみで、登山者の意識の高さが伺えました。
    ゴミ

    現地で見られた植物

    スギゴケ

    トリカブト

    スギゴケ

    トリカブト

    ヤマアジサイ

    ちょう

    ヤマアジサイ

    イチモンジチョウ



    まとめ

    登山道は総じてよく整備されていました。一部に崩落個所があったものの注意喚起のテープが張ってあり
    気をつけて通過すれば問題ありません。
    胸突き八丁は急登の連続で登山者には厳しいルートですが、急がず地面の状況に合わせて一歩一歩進むことが
    体力温存につながると感じました。
    登山者のマナーは良く、ゴミもほとんどありませんでした。

    お問合せ先

    上越森林管理署

    ダイヤルイン:025-524-2180