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関東森林管理局

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    皮子平現地調査(2010年5月25日)

    平成22年5月25日(火曜日)に、協議会メンバーで現地調査を実施しました。
    今回は、マメザクラの害虫コスカシバを防除するためのフェロモン剤の設置、防護柵へのプレート設置、そして、モニタリング木(No.1~No.6の6本)と防護柵内の観察を行いました。 

    モニタリングの木確認
    モニタリング木の観察をしたところ、No.1とNo.5 の衰退が目立ちました。No.1については以前よりも枯れ枝が増えているように見え、No.5については全く芽が出ておらず、完全に枯れてしまったようでした。No.5の木は3年前に調査を始めた時点では一番元気な木だっただけに、とても残念です。

     防護柵内部 

    また、防護柵の数が増えたため、それぞれの柵に番号を付け、わかりやすくしました。
    4月に試験的に苗を植えた柵は、それぞれNo.4、No.5としました。柵内の様子も観察し、No.4の柵内の苗は順調に育っていたのですが、No.5の苗は全て何者かによって先が切られていました。刃物で切ったような切り口であり、おそらくウサギが侵入して食べたのではないかと考えられます。

    さらに、No.3の柵内にも草本をかじった跡があり、柵内にはウサギの糞と思われるものも発見されました。今後は、シカだけでなくウサギ対策も必要であり、より細かい網を巻く必要があるのではないかと考えています

     ウサギの被害           ウサギの糞
            ウサギ被害にあった苗                                                          柵内に発見されたウサギの糞

    お問合せ先

    伊豆森林管理署
    ダイヤルイン:0558-74-2522