皮子平現地調査（2010年4月6日）

平成22年4月6日(火曜日)、皮子平マメザクラ保護協議会のメンバーで現地調査及び苗木の植え替え作業を実施しました。新年度のため行政機関はメンバーの入れ替わりがあり、新たなメンバーでの活動となりました。

今回は、マメザクラを再生させる取り組みとして、昨年3月からポットで育てている苗の一部を、試験的に2ヶ所の鹿柵内に植え替える作業を行いました。

今後、2ヶ所の鹿柵内をそれぞれ3分割し、1ヶ所は苗植え、もう1ヶ所は今夏に種を採取して直播き、最後の1ヶ所は何もしないで自然のままとし、その様子を観察することとしています。

また、毎回行っているモニタリング木の観察も実施したところ、No.2、No.3は芽吹きが期待できそうな冬芽がついていました。一方で、No.5は先月の強風のためか、枝が何本も折れており、枯れかけている木のため折れてしまったのではないかと考えられます。

次回は、花の咲く4月下旬に調査することとしています。

        
苗移植の様子

              
植え替えた苗の様子                                                  強風により枝が折れてしまったモニタリング木No.5