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関東森林管理局

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    衰退調査実施

    専門家によるマメザクラの衰退調査実施

    平成19年7月4日(水曜日)、森林総合研究所に依頼し、皮子平のマメザクラの衰退原因について、専門家による現地調査を実施しました。
    調査結果は、今後報告していただくこととしましたが、専門家のアドバイスによりモニタリング調査をすることとし、6本のサンプルを選定しました。
    また、当日は、天城の自然を守り育てる会の塩谷さんが同行し、火口跡だけでなく周辺の山腹も含めた7個所の土壌調査を行いました(平成19年4月27日に採取した土壌のPHが4.03と低かったため)。
    測定結果は、PH値が4.28~4.82で平均値は4.48、オタマジャクシの泳いでた水たまりの水は5.00という値でした。午後3時頃から夜半にかけて雨が降ったのでこの雨のPHも調べてみたところ4.50の酸性雨だったことが分かりました。
    カヤさえ姿を消した原因はシカの食害とも考えられることから、2m2位の防鹿柵を2個所に設置し、一方に粉炭を撒いて酸性土壌が与える影響やシカの食害が与える影響についても調べてみようと、今、所要の手続きを進めています。

        専門家による現地調査        モミジの稚樹
             専門家による現地調査                                                   モミジの稚樹(このままだとシカの餌食に)      

        オシダ
        シカに食べられずに残った唯一のオシダ

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    伊豆森林管理署
    ダイヤルイン:0558-74-2522