浪江林道 中丸木支線
1.浪江林道 中丸木支線の概要
名称:浪江林道 中丸木支線(なみえりんどう なかまるきしせん)※後に、中丸木林道支線に改称運用者:浪江営林署
延長:1,931m
幅員:1.8m
平均勾配:67.5‰
最急勾配:172.64‰
最小半径:15m
森林鉄道としての存在期間:昭和20年度~昭和41年度
所在市町村:大堀村(現在の浪江町)
2.浪江林道 中丸木支線の歴史
年度 | 森林鉄道としての整備状況 | 森林鉄道としての延長(m) |
昭和20年 | 中丸木線分岐点より大堀村大字井出字沢山国有林95林班に至る625m新設 | 625 |
昭和29年 | 中丸木線終点より531m新設 | 1,161 |
昭和31年 | 300m新設 | 1,461 |
昭和32年 | 470m新設 改良として、1,171m軌条布設替(同年に中丸木線全線2,704mを軌条布設替) |
1,931 |
昭和35~41年度の橋梁:木橋10(119.5m) | ||
昭和41年 | 全線牛馬道に格下げ(昭和41年4月12日上申、昭和41年5月4日承認) | 0 |

中丸木支線のインクライン(92林班(現在の292林班))
(葛尾村郷土文化保存伝習館所蔵)
葛尾村郷土文化伝習館には、中丸木支線のインクラインの写真が展示されています。
写真の説明として
「インクライン
S.35・6年頃使用された
浪江町井出沢山国有林292林班
傾斜面にレールを敷き、動力によって台車を走らせ、材木を昇降させる1種のケーブルカー
吉田林業」
と記載されています。
浪江林道 中丸木支線位置図

浪江林道中丸木線及び浪江林道中丸木支線位置図

浪江林道幹線・支線位置図(落合線は位置不詳につき未記載)
お問合せ先
福島森林管理署
ダイヤルイン:024-535-0121