沼沢湖自然観察教育林：林野庁

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沼沢湖と紅葉
前山山頂近くから沼沢湖を一望する
沼沢湖水まつり
黄金に輝く黄葉
新緑に囲まれた散策路
親子連れで賑わう湖畔
沼沢湖
ヒメマスが棲む沼沢湖

沼沢湖自然観察教育林

114.75ha

標高最低地点：480m／全般：500 ～ 700m／最高地点：835m（前山）

森林（もり）に囲まれた伝説の湖

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地域: 関東

アクティビティ: 花見（種類：アザキ大根）：太郎布高原（「レクリエーションの森」外）紅葉狩り（含む周辺・近郊）バードウォッチング（含む周辺）ピクニック広場（芝生広場等）（「レクリエーションの森」外）水遊び・釣り・舟（池・湖・川）（「レクリエーションの森」外）貸し自転車（「レクリエーションの森」外）スキー場（コース数：5）（「レクリエーションの森」外）

概要

地理的・地形的特徴: 沼沢湖（ぬまざわこ）は、約5,600年前に火山の噴火によりできたカルデラ湖です。湖面の標高は475m、直径約2km、周囲約7kmで、最大水深は福島県で最も深い96mを誇ります。また、透明度も県内一と言われ、いつも神秘な色を漂わせ、湖面に四季を美しく映しています。
歴史的・文化的特徴: 沼沢湖には、800年以上前のこと、「沼御前（ぬまごぜん）」と呼ばれる大蛇が棲（す）みつき、村に出てきては悪さをし、村人を困らせていました。この話を聞いた源頼朝より会津一円を賜（たまわ）った中世会津藩主の始祖佐原十郎義連（さわらじゅうろうよしつら）が家来を連れて大蛇退治をした、という伝説が残っています。毎年8月第1土日に行われている「沼沢湖水まつり」では、この伝説が再現され、1日目は花火とともに大蛇が出現し、2日目には大蛇退治が行われ、多くの観光客で賑わいます。
気候等と植生・野生生物: 沼沢湖には、全国で数カ所しかいない魚「ヒメマス」が棲息（せいそく）しています。また、湖の周辺には、ブナ、ミズナラの森が広がり、ツツドリやコガラ、サンショウクイ、オオルリ、キビタキ等多くの野鳥が飛び交い、バードウォッチングには格好のスポットになっています。
楽しみ方: 湖畔には、公園やオートキャンプ場、ハイキングコース、サイクリングロード等が整備され、自然を満喫できます。
「沼沢湖水まつり」では、「ヒメマス」のつかみ取りやカナディアンカヌーの試乗会、イカダレース等に加え、ナイアガラの滝花火を背に大蛇が出現する大迫力の湖上花火大会や、幻想的な景色が広がる灯篭（とうろう）流しなど老若男女が楽しめるイベントが満載です。
また、沼沢湖のほとりには、日本でも数少ない妖精をテーマにした美術館があります。英文学者で妖精学の第一人者である井村君江氏のコレクションを中心に、妖精が描かれた絵画や絵本、人形、四季をあしらったブロンズ像等が展示されています。館内にある高さ6mのステンドグラスは、キャラクターデザインやイラスト等で世界的に有名な天野喜孝氏が手掛けたものです。
その他: 沼沢湖南西の太郎布（たらぶ）高原には、金山町の特産となっているアザキ大根が自生し、5月中旬から6月中旬にかけて薄紫色の花を一斉に咲かせ、山里の初夏を彩ります。アザキ大根は、強い辛みが特徴で、ソバの薬味として珍重されています。

お知らせ

恒例イベント: 沼沢湖水まつり（8月）

利用案内

入園料: 無料
開園時間・期間・時期等: 通年24時間利用可能。
宿泊の選択肢: 沼沢湖畔キャンプ場、早戸温泉（宿泊施設2軒）

施設: トイレ・水飲み場（「レクリエーションの森」外）遊歩道・散策路・自然観察路（含む周辺）サイクリングロード（「レクリエーションの森」外）駐車場（「レクリエーションの森」外）展望台自動販売機（「レクリエーションの森」外）売店（「レクリエーションの森」外）レストラン・食堂（「レクリエーションの森」外）キャンプ場 and/or バンガロー（「レクリエーションの森」外）資料館・博物館：妖精美術館（「レクリエーションの森」外）（有料）宿泊施設（ホテル・旅館等）：早戸温泉、玉梨温泉（「レクリエーションの森」外）温泉：早戸温泉、玉梨温泉（「レクリエーションの森」外）