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第1部 第3章 木材需給・利用と木材産業


KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE(ウッドデザイン賞2021林野庁長官賞)

我が国では古くから、木材を建築、生活用品、燃料等に多用してきた。我が国の木材需要は近年では回復傾向にあり、合板等への国産材の利用が進んだことなどから、国産材供給量は増加傾向にある。令和2(2020)年は、新型コロナウイルス感染症の影響等により木材の総需要量は落ち込んだものの、木材自給率は10年連続で上昇しており、令和2(2020)年は41.8%となった。

木材の利用は、地球温暖化の防止、森林の有する多面的機能の持続的な発揮、地域経済の活性化にも貢献する。近年では、住宅分野に加え、公共建築物だけでなく、民間建築物も含めた非住宅分野における構造・内外装での木材利用や、木質バイオマスのエネルギー利用等の多様な木材利用の取組が進められている。このような中、品質・性能の確かな製品の供給、需要者のニーズに応じた製品の安定供給及び原木の安定供給体制の構築に取り組む必要がある。

本章では、木材需給の動向、木材利用の動向及び木材産業の動向等について記述する。


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