北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2013年5月)
上川町もようやく春(2013年5月28日撮影)
上川中部森林管理署の上川・清川・層雲峡・大函森林事務所が所在する上川町。
5月の中旬を過ぎても10度を超えない日があるなど、なかなか春が来なかった上川町ですが、先週からようやく気温が上がり、花や木々の葉が一気に開きました。
こちらは上川町市街地にある上川公園の斜面。
この時期にしか見られない新緑の優しい緑、サクラのピンク、コブシの白…
すっかり春色です。
また、大雪山国立公園にも指定されている黒岳の入口・層雲峡温泉街にも春が来ています。
こちらの名物のひとつ、流星・銀河の滝。今は雪解けで水量がとても多く、まさに大瀑布。
流星の滝(右)は落差90m、銀河の滝(左)は落差120mあり、圧巻!な眺めです。
周りの木々の葉も開ききっていないので視界を邪魔せず、もしかしたら今の時期が一番見応えがあるかもしれません。
この写真はふたつの滝を同時に見渡せる「双瀑台」に登って撮ったものです。
ここから見ると、天気のいい日は流星の滝の上に、ちょうど黒岳の頂上が見えるのです。
写真では薄くなってしまいましたが…この日も綺麗に黒岳が見えました。
双瀑台も、今週になってようやく雪が溶けて登ることができるようになったところです。
ゆっくり登って約15分。体力のある方はぜひ登ってふたつの滝を眺めてみてください。
散策路にも、エゾエンゴサクやタチツボスミレ、ニリンソウなど、小さくて可愛い花が咲いています。
(撮影者:上川中部森林管理署 層雲峡森林事務所 森林官 今廣 佐和子)
春は桜、秋にはイチョウ(2013年5月29日撮影)
士別市にある森林技術・支援センター敷地内でもミネザクラが開花しました。
ミネザクラ
ミネザクラのズームアップ
当センター敷地内では晩秋の風物詩として鮮やかに色付くイチョウも見応えがありますが、
春の桜もなかなかのものです。
(撮影者:森林技術・支援センター 所長 南 達彦)
洞爺湖中島の大島へ行ってきました!!(2013年5月25日撮影)
洞爺湖には4つの島が中央部にあり、総称として中島と呼ばれており、
一番大きな島が大島と呼ばれています。
大島へ上陸してエゾシカの侵入を防ぐための柵を越えると、早速エゾシカが出迎えてくれました。
首輪の様な物が付いていますが調査用のGPSを取り付けた個体で、
右耳には個体識別用のタグが付いているのも確認できます。
アオダイショウに出会えました。
今はミズナラの大きな木がありドングリもたっぷりありますので、
アオダイショウの餌であるネズミたちも多数暮らしていけます。
しかし、そのドングリは芽吹いてもすぐにエゾシカに食べられてしまい、
今ある大きなミズナラの寿命が来たらその後を引き継ぐ木がありません、
そうなるとネズミは暮らしてゆけなくなり、アオダイショウ達もまた暮らしてゆけなくなってしまいます。
そんなわけで林内では若木や低木の類いをあまり見かけません。
これはサンショウの新芽です、エゾシカはサンショウを食べません。
不思議なことにニホンジカはサンショウの仲間カラスザンショウが大好物です、
カラズサンショウにはアルカロイドを含有する有毒植物なのですが…
マムシグサが咲き始めていました。
本来であれば春の花真っ盛りの時期ですが、花はヒトリシズカとマムシグサばかりが目立ちます、
マムシグサは有毒のためエゾシカは食べませんが、
不思議なことに九州森林管理局の調査ではマムシグサはニホンジカの嗜好植物となっています、
シカの差なのか、植物の差なのかわかりませんが、
地方によってシカの嗜好には変化があるようです。
大島では今の時期に他では目立つスミレやエンレイソウは殆ど見かけません。
また、花ではありませんが何処でも有り触れているアキタブキやササの仲間も見かけない異常な状況でした。
一面に広がるハンゴンソウ。
ハンゴンソウはエゾシカの食べない植物の代表格で、
エゾシカの生息密度が高まると、ハンゴウソウだらけになります。
大島で日の当たる場所ではハンゴンソウが最大勢力になっているようです。
重なってしまいましたが右が饅頭島、左が今回上陸した大島です、
エゾシカのいない饅頭島が大島より鮮やかな色合いに見えるのは、
距離や気のせいだけではないと思います。
また饅頭島の湖面との境界に僅かに見える鮮やかな黄緑色のラインは大島では見なくなったアキタブキです。
フィールドを歩くのは楽しいものですが、色々と考えさせられる一日でした。
(撮影者:保全課 利用調整係長 山田 晴康)
少し遅い春(2013年5月28日撮影)
留萌北部森林管理署敷地内のエゾヤマザクラも少し遅い春を迎え、ようやく開花しました。
(撮影者:留萌北部森林管理署 総括事務管理官 坂田 政広)
なぜか開花の遅い桜(2013年5月28日撮影)
釧路市内周辺の桜やパイロットフォレスト(標茶町)の桜は、数日前から満開になり、すでに葉桜になっているものさえあるのに、なぜか根釧西部森林管理署敷地内の桜は、なかなか開花せず、本日、ようやく満開となりました。
しかも、どうも花はまばらな状態です。
ここの敷地は常に海からの冷たい浜風がまともに当たり、これが開花を遅らせたものと思われます。ほかにも敷地内には桜はあるのですが、今年は花の着きが悪いです。
(撮影者:釧路湿原森林ふれあい推進センター 所長 網倉 和弘)
大地の果てシリエトクでもサクラが咲きました(2013年5月27日撮影)
斜里町ウトロの国設野営場のエゾヤマザクラです。今日開花しました。
桜の下では雪解け直後に咲くキバナノアマナが同時に咲いています。これも今年のウトロをあらわしていますね。
野営場の雪が完全に消えたのは5月17日でしたから。
(撮影者:知床森林生態系保全センター 所長 荻原 裕)
快晴の仁頃山(2013年5月26日撮影)
北見市にある仁頃山(網走中部森林管理署管内)に登ってきました。
仁頃山の管理道路の部分では、まだ残雪がありました。しかし、市街地では23度を超える暖かい日であり、雪解けの水の音が心地よく、気分爽快でした。
この日は快晴で、頂上でも18度ととても暖かく感じました。1時間15分ほどで頂上まで行けますので、ぜひ、皆さん登ってみてはいかがですか。
(撮影者:常呂川森林ふれあい推進センター 所長 菊地 浩司)
小清水町でも桜が咲きました(2013年5月26日撮影)
例年より半月ほど遅れて、小清水町でも桜が咲きました。
毎年、桜の木の後方に写る宿舎からも開花を楽しめます。
(撮影者:網走南部森林管理署 森林技術指導官 栗谷川 徹)
シュンクシタカラ湖(2013年5月24日撮影)
釧路市阿寒町にある「シュンクシタカラ湖」です。
1970年代に人工衛星によって発見され、日本国内で最後に発見された湖とされています。
(撮影者:根釧西部森林管理署 飽別森林事務所 森林官 本田 知之)
日高町のさくらの花も開きました!!(2013年5月24日撮影)
日高・日勝合同森林事務所裏のサクラ2本が開花しました。
サクラの花のズームアップ
日高北部森林管理署庁舎より見渡せる近隣のさくらも撮影してみました。
庁舎より見渡せる近隣のサクラ
(撮影者:日高北部森林管理署 次長 田中 聡)
胆振東部森林管理署の桜も開花(2013年5月21日撮影)
ようやく胆振東部森林管理署敷地内の桜も満開となりました。
署敷地内のサクラの木
サクラの花のズームアップ
別方向からサクラ満開の様子を撮影しました。
(撮影者:胆振東部森林管理署 森林技術指導官 塩谷 昌土)
北見でも桜が咲きました(2013年5月21日撮影)
野付牛公園の桜が咲いたのでご報告いたします!!
野付牛公園の桜が咲きました。
とても美しいので、ズームアップでご覧ください。
水鳥たちが素敵なシンクロスイミングだったので撮影しました。
(撮影者:常呂川森林ふれあい推進センター 自然再生指導官 近藤 光榮)
森の中に続く謎^^?の白い柱(2013年5月15日撮影)
まだまだ、早春風景の山中に、謎の白い柱が点々と続いています。
これはなんでしょうか?
ここは、旭川市神居町にある国有林「雨紛雑種カラマツ採種園」の光景です。
採種園とは、苗木を育てるための「木の種」を取るための精英樹(森林の中で生長の度合い、樹の姿、材質などの特にすぐれている樹木)を育てている森林です。
この写真は、5月15日(水曜日)にグイマツ精英樹のクローン苗木の植え付けを行った時のものです。
この白い柱はチューブ状になっており、植えたばかりの幼木を覆い、風雪及びエゾシカなどによる食害から保護と保温効果による成長促進効果を期待し設置しているものです。
また、地面には木の成長を妨げる雑草の繁茂を抑制する「防草シート」も敷かれています。
チューブ状の白い柱かぶせているところ
白い柱をかぶせ終えたところ
詳しくは、植栽当日の模様を紹介した上川中部森林管理署発のコラムをご覧ください。
(撮影者:技術普及課 森林技術普及専門官 中鍵 貴之)
旭川の桜もようやく満開!(2013年5月20日撮影)
旭川地方気象台によると、18日開花となり観測開始から最も遅いそうです。
隣の旭川市神楽市民交流センターでは、今が見頃です!
北海道森林管理局 旭川事務所入口側から撮影したサクラ満開の様子。
旭川事務所の別方向からサクラ並木の満開の様子を撮影しました。
(撮影者:旭川事務所 連絡調整官 梅村 謙)
えりもからサクラ便りをお届けします!(2013年5月17日撮影)
えりも町にも、ようやく春が訪れました。
えりも町庶野さくら公園のサクラが開花しました。
今週末、来週が見ごろと思われます。
駐車場すぐ横の日当たりの良い箇所は、すでにきれいに咲いています。
(撮影者:日高南部森林管理署 えりも治山事業所 治山技術官 佐藤 可菜)
定山渓国有林・春便り(2013年5月16日撮影)
やっと平年並みの気温になってきた5月16日(木曜日)、札幌市南区の定山渓国有林へ事業予定地の現地踏査に出かけました。
陽当たりの良い林道沿いには、エゾエンゴサクが咲き誇り、道行く人たち、そして仕事の私たちの目を楽しませてくれました。
トドマツの造林地に一歩入ると、根本にはまだ雪が残っていました。
定山渓の渓谷を流れる豊平川は、山々からの雪解け水が集まり、轟音をたてて流れていました。
なかなか来なかった北国の春も一気に走り出し、初夏の装いになってくるのも間もなくです。
(撮影者:技術普及課 森林技術普及専門官 中鍵 貴之)
エゾヤマザクラ満開!(2013年5月16日撮影)
せたな町大成区ヌタップ林道沿いにあるエゾヤマザクラも先週あたりから咲き始めましたが、
この数日の陽気で満開となりました。
エゾヤマザクラ
エゾヤマザクラ(拡大)
(撮影者:渡島森林管理署 熊石森林事務所 首席森林官 松本 英宣)
駒ヶ岳とウグイス(2013年5月14日撮影)
5月14日、駒ヶ岳の見えるポイントからの撮影です。
なかなか霧が晴れない駒ヶ岳とコブシ
「ホーホケキョ」と聞こえたのでウグイスを撮りました。
(撮影者:駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター 自然再生指導官 中家 響)
森林の桜も開花しました!(2013年5月16日撮影)
市街地での開花の話題が続いていましたが、森林でも桜が開花しました。撮影箇所は、二海八雲町黒岩地区の森林です。
(撮影者:渡島森林管理署 大関森林事務所 森林官 中井 亜由美)
静内の桜並木(2013年5月15日撮影)
新ひだか町のお花見スポットでもある静内二十間道路桜並木でも桜が開花しました。
この日は天気が悪かったですが、週末には多くの人が訪れると思います。
ちなみに昨年は、多くの人で賑わっていました。
(撮影者:日高南部森林管理署 森林技術指導官 佐藤 充)
北海道森林管理局前庭の桜も開花(2013年5月14日撮影)
札幌市内の桜の開花宣言は、1953年の統計開始以来(札幌管区気象台)、1980年に次ぐ2番目の遅さとなりましたが、北海道森林管理局前庭の桜もようやく開花しました。
旧庁舎前の桜も5月12日に紹介されましたが、現庁舎の桜も耐震工事のフェンスに覆われる中、可憐に咲いています。
(撮影者:企画課 広報主任官 横山 宏幸)
函館事務所前(ふれあい推進センター前)の桜の続編(2013年5月13日撮影)
冬期間の野鳥観察(2012年12月22日~2013年5月1日、撮影者:駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター 自然再生指導官 中家 響)内で紹介された、ウソに新芽をついばまれていた桜(2013年3月14日)が、鳥害にもめげずに少ないながらも咲き始めました。
香りに誘われたのか、早速メジロがやってきて蜜を吸い、春のごちそうを堪能していました。ようやく函館も春爛漫でしょうか。
(撮影者:函館事務所 上席技術指導官(木材供給) 渡邉 淳一)
真っ赤な木の正体は?(2013年5月02日撮影)
友人の結婚式で質問を受けました。
「ここに来る途中、(送迎)バスで円山を通るとき、真っ赤っかの木が見えたんだけど何の木だい?」
候補を絞り込むため、「枝が対になってでてましたか?」「枝ぶりは上を向いてましたか?」「木の大きさはどのくらい?」など色々とお聞きしましたが、一瞬だったこともあり、「かなり赤いこと」と「太い木だと思うこと」以外はわからないとのことでした。
「たぶん○○○だと思う(円山は有名)」とお答えし、後日確認することとしました。
当該箇所に出かけると、遠目でもわかる鮮やかな紅色で山がモザイク状に色づいていました。
近くにいくと真っ赤な木の芽のようなものが、枝に対になって付いているのがわかりました。
もっと近づいて、観察すると赤い稲の穂先のようなものが対になって下がっていました。
正体は「カツラ」の花でした。
カツラはアイヌ語名を「ランコ」と言い、高さが20~30m と比較的真っ直ぐに伸び、幹周が1~2m と太くなることから丸木舟の材料として使われるほか、臼や杵、まな板、お盆などの材料や染料、さらにこの木の灰を煮た上澄みを洗髪に利用するなど生活の中で多々使われてきたそうです。
春の開花と言えば、サクラが代表的でお花見の主役として心待ちにされますが、自然界にはサクラよりも早く咲く草花、樹木の花も多々あり、観察してみるとおもしろいです。
(撮影者:森林整備第二課 路網整備係長 高橋 秀明)
札幌市内も開花が始まりました(2013年5月12日撮影)
今年は遅れ気味だった桜前線もやっと北海道に上陸。札幌市内も開花が始まりました。
石狩森林管理署の桜は、5月12日に開花しました。
旧北海道営林局(現ホテルモントレーエーデルホフ札幌)の桜は、札幌市内でも早く咲き、今満開です。
桜を目当てに訪れる人も多く、桜を背景に記念写真を撮っています。
旧北海道営林局跡地は、売却後のホテル建設の際にも、敷地内の樹木が残され、今はホテルがしっかり管理しており、毎年花を咲かせる桜は市民の目を楽しませてくれています。
旧北海道営林局南西角の桜です。
旧北海道営林局南東角の桜です。
石狩森林管理署の桜も開花しました。
近所のキタコブシも同時に咲きました。
(撮影者:石狩地域森林ふれあい推進センター 所長 渡辺 洋之)
ようやく北海道にも桜(2013年5月10日撮影)
檜山森林管理署前庭のエゾヤマザクラは、5月8日に三分咲きとなり、5月10日には、ほぼ満開となりました。
(撮影者:檜山森林管理署 総括事務管理官 本谷 卓)
丸山遠見望楼からの眺望(2013年5月9日撮影)
5月9日、丸山遠見望楼に行ってきました。
丸山遠見望楼看板
360度見渡せる望楼からは、雄大な樽前山や森林地帯の大自然のパノラマが楽しめます。
現在の様子を撮影してきましたのでご紹介します。
千歳市方面の眺め
樽前山方面の眺め
苫小牧市方面の眺め
紋別岳方面の眺め
(撮影者:胆振東部森林管理署 森林技術指導官 塩谷 昌土)
定山渓の春(2013年5月7日撮影)
札幌の奥座敷定山渓温泉のすぐそばに三笠山公園緑地があります。
今年の冬は大変雪が多く、連休が終わってもまだ雪が残っています。
さくらの開花はまだまだといったところ。
それでも日当たりの良い斜面ではふきのとうが顔を出し、エゾエンゴサクやフクジュソウが咲いています。
雪の残る旧三笠山スキー場です。
所々にふきのとうが顔を出します。
近くの斜面ではフクジュソウが咲いていました。
エゾエンゴサクも咲いています。
(撮影者:石狩地域森林ふれあい推進センター 所長 渡辺 洋之)
寒すぎるGW…でもキャンパーさんは元気です~仲洞爺キャンプ場(2013年5月5日撮影)
今年の北海道は、3月下旬から4月上旬の気温というゴールデンウィーク。
道内あちらこちらから積雪のニュースが聞こえてきましたが、洞爺湖畔の仲洞爺キャンプ場(有珠郡壮瞥町)ではオープンを待ちわびていたキャンパーのみなさんが寒さをものとせず、例年のように静かな湖畔を楽しんでいました。
このキャンプ場は、風致保安林である洞爺湖畔の国有林(一部民有地)を活用したもので、壮瞥町が運営しています。
キャンパーのみなさんは、湖畔のベストポイントにテントを立てて、思い思いのスタイルで”早春”の洞爺湖を満喫していました。
寒さ対策に、薪ストーブを用意してきた方々も見られました。
一方、キャンピングカー専用の芝生サイトでは、トラベル・トレーラー愛好家のみなさんがリゾートキャンプを楽しんでいました。
居心地の良さと、サイトのすぐ横には町営の温泉施設もあることから、連泊して、ゆっくりくつろいでいく方々が多いのもこのキャンプ場の特徴かもしれません。
夕暮れになるとテントにはランタンが灯り、一面に広がるエゾノエンゴサクの淡い色と相まって、幻想的な雰囲気を醸し出していました。
さて、これからやっと始まる北海道の新緑の季節、各地の国有林にはキャンプ場等のアウトドアスポットが沢山あります。みなさん、野山で楽しく過ごしましょう!
2012年4月30日の仲洞爺キャンプ場の様子はこちら
2010年5月2日の仲洞爺キャンプ場の様子はこちら
(撮影者:技術普及課 森林技術普及専門官 中鍵 貴之)
雄阿寒岳の巡視(2013年5月1日撮影)
最近、雄阿寒岳(歩道)へは行けるのか、また、歩道の途中にある太郎湖、次郎湖まで行けるのかという問い合わせがあり、状況を確認せず曖昧なことも言えないので、実際に太郎湖、次郎湖まで行けるのか、歩道の残雪状況はどうなのか、保安林巡視をかねて確認をしてきました。
入林者の皆さん、5月1日時点での歩道の状況は、残雪と所々少し埋まる 箇所もありますが、長靴(滑り止めが付いてればなお良い)だと問題無く歩行できます。
運動靴(短靴)では、濡れる可能性が有りますので、長靴がベスト。
(撮影者:根釧西部森林管理署 阿寒湖畔森林事務所 森林官 秋元 郁弥)
冬期間の野鳥観察(2012年12月22日~2013年5月1日撮影)
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センターの周囲には、街路樹や小学校の林、自衛隊や競馬場など開けた土地、住宅街の庭木等もあることから、スズメなど身近な野鳥は目にしていました。
間近で野鳥を観察するため、平成24年3月10日、つり下げ式の餌台とバードフードを購入し、官舎4階のベランダにある物干しなどに掛けましたが、すぐに春を迎えて餌が捕れるようになったこともあり、しばらくは警戒して寄り付きませんでした。
ところが、冬を迎えスズメたちが頻繁に餌を散らかすようになってきました。
ヤマガラは、「ご飯の時間だよ!」と遠慮なく大きなツツキ音をたてたため官舎で物議を醸し出しました。シジュウカラは、体が少し小さいので遠慮がちに、餌台の縁でつつきながら食べていました。
餌台の中(ヤマガラ)、餌台の縁(シジュウカラ)
ヤマガラは、一粒くわえては頻繁に運んでいました。
シジュウカラ(ネクタイをしているように見えませんか?)
12月25日のシジュウカラ
1月17日、ひまわりの種をくわえるシメ。シメはその場で食べていました。
1月17日、ゴジュウカラは3粒ずつくわえて運んでいきます。頻繁に貯蔵場所に運んでいました。
1月20日、厳冬期、民家の屋根で朝陽にあたるツグミ。
2月13日、このヒヨドリを最後に、塗装工事のシートで官舎が覆われたため3月下旬までおあずけ状態。
3月14日、当森林ふれあい推進センター2階の窓から見えるサクラの芽をついばんでいる鳥はウソ。
喉が美しいバラ色ではないので♀のようです。
3月25日、再び餌台を吊すとスズメ、シジュウカラは、すぐに戻ってきたがヤマガラは去ったようです。
5月1日カワラヒワの番が現れました。
朝、夕と休日の楽しみに、また餌を購入しなければと企む今日この頃です。
(撮影者:駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター 自然再生指導官 中家 響)
お問合せ先
総務企画部企画課
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