北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2010年)
エゾシカ影響調査(2010年8月31日撮影)
今年の4月から北海道森林管理局管内の全森林管理署・森林事務所がエゾシカ影響調査に一斉に取り組んでいます。これは短時間で森林へのエゾシカの影響を把握できるように開発された 「簡易影響調査」手法です。
当署においても勉強会を実施するなりして少しでもエゾシカ影響被害調査、エゾシカ被害対策につながるよう努力しています。
この写真は、森林官が現場出張した機会を捉えてそのチェックシートへ所要事項を記入しているところです。
今後、この調査の集計・分析がされ、少しでもエゾシカ被害が減ることを、願っています。
現地で調査する職員 チェックシートに記載しています
(投稿者:上川中部森林管理署 神居古潭森林事務所 上席森林官 山端 孝 )
“森の主”トチノキ(2010年8月30日撮影)
森の主”トチノキ
林野巡視中にまわりと比べて一際目立つ樹を見つけました。トチノキです。もともと大きくなるトチノキですが、ここまで大きい個体は初めて見ました。
枝もかなり太く、ずっしりとした印象を受けます。根元付近に大きなうろがあり、森の動物たちも住み処にしていると思われます。
まさに“森の主”といった感じですね。ちなみに手を広げている彼の身長は181cmです。
(撮影者:檜山森林管理署 濁川森林森林事務所 森林官 中田 亘)
豪雨による林道施設等の被害調査(2010年8月26日撮影)
現場の森林官は豪雨などがあると、できるだけ早く林道施設等の被害状況を確認し、もし被害があれば本署に報告しています。
被害確認が徒歩でも困難なところはヘリコプーターによる空から被害状況の確認を行っています。
林道の被害状況を調査しています
施設の災害があれば、一刻も早く施設の復旧に向けた調査を職員手分けして行っています。
立入禁止標示
林道施設等で災害を受けたところは、立入禁止のテープ等の標示をしていますので絶対に立ち入らないように御願いします。
昨日まで通行出来ても次の日に通行止めになる場合もありますので、通行する前は御手数でも必ず森林管理署へ確認するようお願いいたします。
(投稿者:上川中部森林管理署 神居古潭森林事務所 上席森林官 山端 孝 )
上川郡美瑛町の道路決壊現場(2010年8月26日撮影)
8月24日の記録的な豪雨で決壊した道道213号、天人峡美瑛線の仮復旧の様子です。
周囲は国有林で、今回決壊した場所は道路敷地として上川総合振興局旭川建設管理部に貸し付けています。
クレーン奥の一段高い箇所が道路で、忠別川の増水によって路体が流出しています。
自然の猛威を感じます。
なお、28日朝に仮復旧する見込みとなっています。
(投稿者:上川中部署 業務第一課長 坂後 浩)
キノコの変身(2010年8月25日撮影)
野幌自然休養林で7月下旬にキノコを見つけました。
白く丸いキノコでした。キツネノチャブクロ(ホコリタケ)と思っていましたが・・・
8月25日、再び森に入って見ると、なんだかくさい!
でも姿は華麗な「マクキヌガサタケ」がありました。
(投稿者: 石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 所長 志鎌 睦)
飛べよ! サクラマス (2010年8月19日撮影)
サケの遡上で名を知られる道東の忠類川。
サケより一足早く産卵に向かうサクラマスの姿が、しきりに見られるようになってきました。
次々と激流の段差に向かってジャンプを繰り返すサクラマスたち。
高見の見物?の我々も次第に力が入ってきます。
「よ~し!今度はいったか!?」
アップで見ていてもこの迫力ですが、全景がどんなところかというと
本当にこんなところを越えられるんでしょうか?
(中央で果敢にジャンプしているサクラマスが見えますか?)
自然界に生きる者達の力強さを 改めて感じた一瞬でした。
(投稿者: 根釧東部森林管理署 川北森林事務所 森林官 井田智和 )
ヒグマに遭遇(2010年8月18日撮影)
森町にある濁川ダム近くの町道を走行中、ヒグマを目撃しました。
大きいぬいぐるみのような、まだ若いヒグマでした。
(投稿者:渡島森林管理署 森森林事務所 首席森林官 山本 秋一)
鼠の生息調査(2010年8月3日撮影)
北海道森林管理局では、森林に被害を与えるエゾヤチネズミの生息状況を定期的に調査し、野鼠防除計画を策定しています。
8月には全道の森林事務所で人工林、天然林に「ねずみ取り」を仕掛け、この調査を行います。
ねずみ取りは、はめ込まれたエサ(ピーナッツ)をネズミが取ろうとすると、バネが閉じて、ネズミを捕獲する仕組みになっています。
(投稿者:上川中部森林管理署 神居古潭森林事務所 上席森林官 山端 孝 )
タンチョウ(2010年8月10日撮影)
せたな町には何度か清流日本一に選ばれた国有林を源流とする後志利別川が流れており、 河口部は知る人ぞ知る野鳥観察地として知られておりますが、 先月後半から、道東よりのお客様が見えられております。
特別天然記念物のタンチョウです。
7月末の大雨で一時姿が見えなくなっていましたが、また戻ってきました。
この個体は道南一帯をウロウロしているようで、 もとは番(つがい)でうろついていたのが、ふられたのか合意の上分かれのかはわかりませんが、 現在は単独行動をしております。
尾が左に少し曲がっているのが特徴で、人怖じしない性格です。
水田にタンチョウ、なんて光景は歌川広重の名所江戸百景にも見られます。
江戸時代あたりにはありふれた光景だったのかも知れませんが、 現在国内では殆ど見ることができなくなってしまった光景です。
いつかまた、この光景がありふれた光景になるといですね。
(投稿者:渡島森林管理署 若松森林事務所 森林官 山田晴康 )
不思議な虫(2010年8月4日撮影)
野幌森林公園で不思議な虫を発見しました。
クモかと思いましたが、体が頭とお腹に分かれていないのでザトウムシの仲間と思われます。
この姿、みおぼえありませんか?
『千と千尋の神隠し』の釜爺(かまじい)のモデルだそうです。
(投稿者: 石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 所長 志鎌 睦)
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