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北海道森林管理局

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    森の撮っておき!


    北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです

    森林(もり)の撮っておき!(2010年)

    支笏湖の秘境・奥潭野営場から(2010年7月17日撮影) 

    支笏湖の千歳市・奥潭(オコタン)湖畔にある、奥潭野営場は国有林を活用し民間事業体が運営しているキャンプ場です。
    支笏湖に面し、幕末の探検家、松浦武四郎がこのエリアに足を踏み入れた時に「仙境との云うべき処有り」と評したと言われ、支笏湖の中でも原始的な自然がそのまま残り、自然愛好家に人気のキャンプ場です。

    支笏湖・奥潭湖畔の朝

    支笏湖・奥潭湖畔の朝

    背後には恵庭岳がそびえる奥潭野営場

    背後には恵庭岳がそびえる奥潭野営場

    キャンプ場は最低限の設備のみですが、キャンパーだけではなく、ヒメマス釣り、カヌー、登山など支笏湖の自然を楽しむ沢山の人たちに愛され、利用されています。


    (投稿者:保全調整課 保全調整係  中鍵 貴之)

    ある日の森の中(2010年7月14日撮影) 

     標津のとある森の中を巡視中のこと…、林内を進んでいるとどこからともなく小さいけれどにぎやかしい声が…
    キツツキの巣

    よ~く見ると1本の枯木にキツツキの巣がありました。
    どうやら声はここから聞こえている様子。
    しばらく木陰から様子をうかがっていると、来ました!親鳥です。
    コムクドリ
    てっきりキツツキの仲間かと思っていたのですが、正体は「コムクドリ」でした ^^;
    コムクドリがキツツキの使っていた巣をリフォームして子育てをしていたんですね。
    コムクドリ

    その後も親鳥は、我々に気づいているのかいないのか?せっせと子どもたちにエサを運び続けていました。子育て最盛期、我々なんかに構っちゃいられないよというところでしょうか。
    ヒナたちが元気に巣立ってくれるよう願いながら、その場をそっと離れました。


    (撮影者:根釧東部森林管理署  土木係長 新井 伸昌)

    幌尻岳(2010年6月29日撮影) 

    幌尻岳(2053m平取町,新冠町)に登りました。
    残雪の残る雄大な景色と、可憐な高山植物が印象的でした。

    幌尻岳山頂より東カールを望む

    幌尻岳山頂より東カールを望む

    北カール(パノラマ合成写真)

    北カール(パノラマ合成写真)

    エゾヒメクワガタ
    エゾヒメクワガタ

    ミネズオウ
    ミネズオウ


    (投稿者:日高北部森林管理署 流域管理調整官 阿部 聡)

    野幌自然休養林で虫を見かけました(2010年7月11日撮影) 

    ウラギンヒョウモン

    タテハチョウです。熱々ぶりのポーズもさることながら、脚が4本しかないように見えます。
    タテハチョウの仲間は前脚が退化して歩行に使われないのでこのように見えるそうです。

    ハンノアオカミキリ

    あんまり美しかったのでパチリ!
    ハンノアオカミキリという名前ですが、ハンノキではなくヤナギやクルミを食べるそうです。

    (投稿者: 石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 所長 志鎌 睦) 

     北海道3大秘湖~神秘の湖オコタンペ湖(2010年7月11日撮影) 

     オコタンぺ湖

    千歳市恵庭岳山麓にあるオコタンぺ湖は、うっそうと茂る原生林に囲まれ、湖畔に降りる道もない、北海道3大秘湖と形容される周囲約5キロメートルの神秘の湖で、その姿は道道78号支笏湖線にある展望台からしか見ることができません。

    木々に葉が生い茂る夏場は、展望が大きく遮られ、より秘湖度が高まるような気がします。

    (オコタンペ湖周辺の森林は、原生的な天然林を保存することにより、森林生態系からなる自然環境の維持、動植物の保護することなどを目的に「森林生態系保護地域」に指定、その立ち入りは厳しく規制されています。)

    (保全調整課 保全調整係 中鍵貴之)

     「倒木更新」(2010年7月9日撮影) 

    苔生した倒木の上にきれいに並んで葉を広げている稚樹

    森の中で、苔生した倒木の上にきれいに並んで葉を広げている稚樹を見つけました。
    これは「倒木更新」といって・・・簡単にいうと、「倒れた木の上に種が落ち、発芽して、その稚樹が成長する」ことです。

    多数の樹木が生育している森林の地面上は、日光も当たりにくく、木々の種が落ちてもなかなか成長するのは難しいのですが、倒木の上は
    1 下草や笹が押しつぶされて、日光が当たりやすい
    2 適度な水分を含んでいる
    3 稚樹の成長を妨げる病菌が少ない
    など、稚樹の成長に有利な条件が揃っているそうです。

    (保全調整課 保全調整係 中鍵貴之)

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