
佐呂間町植樹祭に参加しました
【網走中部森林管理署】
佐呂間町と言えば…
サロマ湖のホタテ・カキ・ホッカイシマエビ!
広大な畑で生産されるカボチャ!
のどかな牧草地で育ったサロマの和牛!
四季折々のサロマ湖の絶景!
毎年6月に行われる“サロマ湖100kmウルトラマラソン”!
そんな魅力あふれる佐呂間町ですが、実はもう一つ忘れてはいけないものがあります。
それは「森」です。
サロマ湖や水産・農産物に目が行きがちな佐呂間町ですが、実は町のキャッチフレーズは「森と湖のまち」なのです!
そんな佐呂間町の森を育み、サロマ湖の水質を守るべく、今年も当署のメンバーが佐呂間町植樹祭に参加しました。
先日、植樹祭に参加する小学生に向けた事前授業の便りが掲載されましたが、今回はその続編として植樹祭当日の様子をお届けします。
植樹祭は令和7年5月30日(金曜日)、佐呂間町若里地区の牧場跡地で行われ、事前授業を受けた佐呂間小学校の4年生15名を含む、約100名の町民の皆さんが参加しました。
開会式では佐呂間町長、網走中部森林管理署長の挨拶の後、記念標柱埋設のセレモニーが行われました。
記念標柱埋設
標柱を背景に記念写真
網走中部森林管理署のメンバーは小学生のサポートを担当しました。
事前授業でしっかりと学び、当日に向けてイメージトレーニングを積んできた子どもたちは、驚くほどテキパキと手際良く作業を進めていきました。
その姿はとても頼もしく、私たちのサポートがほとんど必要ないほどでした。
「これはサクラの葉っぱだね」「これはミズナラだからドングリの木だ」
そんな声も小学生たちから聞こえ、植樹活動や事前授業を通して木々への関心が育まれている様子が伝わってきました。
協力しながら木を植えました
参加者の皆さんの手際が良かったのか、ミズナラ1000本、エゾヤマザクラ100本の植樹がわずか1時間で完了しました。
帰りには佐呂間町から植樹祭の記念に木工品が配られ、
「もっと植えたかったな」「これでおいしいホタテが育つね」
と話しながら笑顔でバスへ乗り込む小学生たちの姿が印象的でした。
今後も佐呂間町の皆さんと力を合わせて「森と湖のまち」の名にふさわしい豊かな森林を未来へつなぐための取り組みを進めてまいります。
(若佐森林事務所 松田)
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