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北海道森林管理局

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    各地からの便り

    湧別町立芭露学園にて森林教室を開催

    【網走西部森林管理署】


    令和5年12月14日(木曜日)、湧別町立芭露学園にて森林教室を開催しました。

    芭露学園には、敷地内に様々な樹木が生育する樹木園があり、児童にとって樹木や森林はとても身近な存在です。
    そんな樹木についてもっと知ってほしい、五感を使いながら観察する力や想像する力を身につけてほしいという思いのもと、当署では毎年この教室を企画しています。

    (今年度は7月にも芭露学園にて森林教室を実施しました。詳しくはこちらをご覧ください。)

    芭露学園から児童(1年生~6年生)22名と教職員7名、また当署から11名の職員が参加しました。
    テーマは、「もりのクイズと葉っぱのしおりづくり」。

    写真1

    写真2

    前半はクイズを通して樹木や森林に興味をもってもらい、後半では、実際にたくさんの葉っぱを手に取り特徴を直接感じてもらいながら、葉っぱを使ったしおりを記念として制作してもらうという構成です。

    まずはクイズの部。
    出題にあたっては、各職員が事前にクイズを考え、準備しました。

    内容は、森林の機能にまつわる〇Xクイズからナナカマドの羽状複葉(うじょうふくよう)に関する選択クイズまで多岐にわたり、様々な視点から作成しました。

    写真3

    職員が出題するクイズに対し、児童たちには正解だと思うところへ移動してもらいました。
    写真4

    児童たちの友だちと相談しながら答えを考える姿や正解を聞いて「へ~」と声を漏らす様子が多く見受けられました。

    普段見慣れた樹木や森林なのに、知らないことがたくさんあるということに驚いた児童が多かったのではないかと思います。

    続いてしおりづくりの部。
    用意した葉はヤマザクラ、ハルニレ、ハウチワカエデ、トドマツ…等なんと計25種類、600枚以上!
    写真5

    一部の職員が9月から葉っぱを収集してくれていました。

    当日はしおりづくりの手順を説明し、休憩を挟んだ後に班に分かれ、葉っぱを選んでもらいました。
    しかし、児童たちは休憩中からステージ上に並べられた圧巻の葉っぱの量に興味津々。
    写真6
    入念に選んだ葉っぱを使いながら、色折り紙やリボン、マスキングテープで装飾し、最後にそれをラミネートフィルムに挟んで熱圧着したら完成です。
    児童たちは思い思いにしおりを制作し、オリジナリティ溢れるしおりがたくさん出来上がりました。

    写真7

    写真8

    写真9
    中にはそれぞれの葉っぱの隣に設置した葉っぱの説明シートを丁寧に読み、葉っぱをよく観察する児童もいました。

    後日提出してもらったアンケートでは、「葉っぱはいろんな形があることを知った」「木の種類がたくさんあることが分かった」「イヌエンジュの葉の裏がふわふわでびっくりした」「すごく楽しかった」といった感想をいただきました。

    今回の森林教室を通してそれぞれに発見があったことかと思います。この体験が樹木や森林についてより一層関心を持つきっかけになればうれしいです。

    (支湧別森林事務所 森林官補 阪本)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:011-622-5228

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