オヒョウの樹皮を使ったブレスレットの製作体験の実施
【北海道森林管理局】
北海道森林管理局の1階のウッディホールにおいて、令和5年12月4日(月曜日)から14日(木曜日)まで平取町と株式会社平取町アイヌ文化振興公社が、平取町内の国有林で取り組んでいる森づくりやアイヌ民具を紹介する展示を行っています。
この期間中の12月8日(金曜日)には、株式会社平取町アイヌ文化振興公社の方が講師となって、展示物の説明や伝統的工芸品に指定されている二風谷アットウシの原料となるオヒョウの樹皮を使ったブレスレットの製作体験が行われました。
北海道森林管理局は、平取町及び平取アイヌ協会と協定を結び、平取町内の国有林において「21世紀・アイヌ文化伝承の森プロジェクト」を実施しており、アイヌ文化の伝承に必要な森として、コタンコロカムイ(シマフクロウ)が生活できる森林を目指した森づくりを行っています。
会場全体の様子。森づくりを紹介するパネルやアイヌ文化の民具などが展示されました。
アイヌ文化振興公社の方が展示物の説明をしました。
ブレスレット作成体験の様子
優しく教えていただきました。
糸を自分で撚り、その糸を編んでブレスレットを作ります。
完成したブレスレット
近隣の方など20名ほどに体験いただきました。
今回の展示を通じて、北海道森林管理局の取組とアイヌ文化の一端に触れていただけたのではないかと思い、今後もこのような機会を設けていきたいと考えています。
(企画課 企画課長)