
古丹別小学校で森林教室を開催
【留萌南部森林管理署】
令和5年10月26日(木曜日)、苫前町立古丹別小学校の1年生10名の児童を対象とした苫前町教育委員会主催の森林教室が開催され、当署からは森林技術指導官ほか職員5名が講師として参加しました。
当署では同委員会と「国民参加の森林づくり」を進めるための制度の一つである「遊々(ゆうゆう)の森」の協定を結び、苫前町内小学校の子どもたちがさまざまな体験活動や学習活動を実施するための支援を行っています。
当日は古丹別小学校の理科室において、3時間目に北海道森林管理局で作成した紙芝居「シンタローの冒険」の視聴とロケットラワンの作成を行い、4時間目には落ち葉を使った万華鏡づくりを行いました。
「シンタローの冒険」の視聴では、児童たちは様々な動物と出会いながら冒険をするシンタローを興味津々な様子で視聴していました。
「シンタローの冒険」に興味津々!
(参考)「シンタローの冒険」(北海道森林管理局HP)
ビデオ視聴後は、南洋材のラワンという樹木のタネが持つ特性を活かした模型の「ロケットラワン」を作成しました。
ラワンという樹木自体初めて知る児童が多く、タネの形を不思議そうに見ていました。
ロケットラワンを作成し実際に飛ばした児童たちからは、「くるくる飛んで面白い!」などの声を聞くことができました。
ラワンの説明を受ける様子 初めて見る子がほとんど
ロケットラワン作成中
作成したロケットラワンを体育館で楽しそうに飛ばす児童たち!
万華鏡作成では、赤、黄、緑の3色の落ち葉を利用してオリジナルの万華鏡を作成しました。
ロケットラワンに比べて工程が多く作成難易度も上がりましたが、皆真剣に作ってくれたため無事に完成し、万華鏡が作り出す落ち葉の模様に児童たちは夢中になっていました。
万華鏡作成中
好きな色の落ち葉の組み合わせを考え中…
完成した万華鏡に夢中な様子
児童が作成した万華鏡の中 とても綺麗!
最後はロケットラワンを持って記念撮影!
森林教室を終えた児童たちからは「ロケットラワンが楽しかった!」「万華鏡の葉っぱが全部綺麗だった!」などのコメントをいただくことができました。
これからも子どもたちが自然に触れ、親しみを持つきっかけとなるような森林教室を実施していきたいです。
(業務グループ 平野)