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VRで北海道の森林をのぞいてみよう~環境広場ほっかいどう2023に出展しました~【総務企画部 企画課】 北海道森林管理局は、令和5年4月15~16日の2日間、札幌ドーム(札幌市豊平区)で開催された「環境広場ほっかいどう2023」(主催:G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合実行委員会)に出展しました。 このイベントは同日に札幌で開催された「G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合」を記念し、環境やSDGs(注1)に関する最先端の技術に触れたり、スポーツやキャリア教育の体験やセミナー・ワークショップ、ステージイベントなどの楽しいコンテンツを通じて環境問題やSDGsについて関心や興味を持ってもらうことを目的に開催されたものです。 北海道森林管理局のブースは、北の森漫画(注2)に登場する林業女子「リン子ちゃん」のチェーンソーバージョンの等身大パネルがお出迎え。 興味深くVRゴーグルの中の森をのぞき込む子どもたち さすがに本物の森は持ってこられませんので、森林の様子をVRゴーグルでのぞき、さらに国有林から持ってきた本物のトドマツに触れてもらうことを通じて、北海道の森林を感じ、林業や木材利用への理解を深めてもらうための展示を用意しました。 VRゴーグルの中にはトドマツ人工林、針広混交林、ミズナラ天然林の3種類・360度の3D画像を取り込み、これらを見比べながら、森の奥行きや緑の輝き、それぞれの森林の姿の違いなどを「体感」してもらいました。 森の様子をVRで見てもらい、本物のトドマツにも触れてもらいました 体験者の中には無意識にゴーグルの先に見える森の奥へ歩き始めたり、森の地面には何があるかをじっくり見ようとしゃがみ込んで熱中したり、展示したトドマツの木の肌の触ってその感触を確かめ、漂う樹液の香りに森を感じ、幹の年輪を数えてその木が育ってきた長い年月に思いをはせたりしていただきました。あたたかい季節になったら「本物の森を歩いてみたくなった」と話してくれた方もおり、大変好評でした。 また、「北海道の木のえほん」などのパンフレット配布、トドマツを素材としたアイヌに伝わる伝統的な弦楽器「トンコリ」の展示、空撮した北海道の国有林の映像放映などもあわせて行いました。 トドマツのいい香り、森の中にいるみたい 主催者によるとイベント全体で約5万人の来場者があったということで、その中から多くの方々が私たちのブースを訪れてくださり、スタッフ一同うれしい悲鳴を上げながらみなさんに北海道の森林を紹介し、理解を深めてもらう大変よい機会となりました。 たくさんの来場者の皆さんがブースに立ち寄ってくれました 注1 SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」。日本としても積極的に取り組んでいます。 注2 北の森漫画 https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/square/kinoehon/index.html (広報主任官 中鍵) |
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