|
||||
幌加内町「産業まつり」になめこすくい・三頭山取組PR出店【空知森林管理署 北空知支署】 令和4年10月29日(土曜日)幌加内町農業活性化センターアグリにて、第44回幌加内町産業祭が3年ぶりに開催され、北空知支署からも森林・林業のPRも兼ねて「なめこすくい」のブースを出店しました。 内容は「ナメコで溢れんばかりのタライを前に、挑戦者は道具を駆使してナメコを救い出し、その分を持ち帰ることができる。」という名前通りのシンプルなものです。 ただし、使用可能な道具はくじ引きで決定されます。 このルールによって、「一見平和なこの催しは町民の心をアツく揺さぶる真剣勝負の場へと変貌するのですっ!!」という先輩職員の熱弁に惹かれ、私もスタッフとして参加してみる事に。 当日の朝、会場に向かうと、森の恵みとはいえナメコで対抗するにはいささか無理があるのでは?と思わざるを得ない程に魅力的な地域食材を利用したお店(幌加内そば、そばしるこ、おやきetc…)が軒を連ねていました。 本当に我々のブースに足を運ぶ人などいるのでしょうか…。 そんな不安に駆られながら準備を進めていると、徐々になめこブース前に人が集まりはじめます。 そして開始5分前、気づけば長蛇の列を為しているではありませんか!? 前評判に偽りなし、予想以上の盛り上がりに現場の空気は最高潮。 職員一同気合を入れて、いざ開店の時。 なめこ救出道具:1 湯切りザル, 2 お玉(中),3 お玉(小) くじで1番の湯切りザルを引き当てることがナメコマスターへの近道とあって、最初のくじ引きの時点で参加者の集中力はMAX。 眼差しは真剣そのものです。 驚愕するほどの強運で1番を引き続け余裕の笑みで袋いっぱいのナメコを持ち帰る姉妹、3番の小さなお玉でも長年の経験と技術を駆使し前者と見紛う大量のナメコをゲットしていく猛者、といった具合に、ひっきりなしで己の全力をもってナメコを救わんとする参加者がやってきます。 さながら、なめこウォーズと化したブースを前に、山のように積まれていたナメコはみるみるうちに消えていきました。 最後まで行列は途切れる事なく、祭りの終了を待たずしての完売御礼。 息をつく暇もないほどの大盛況で幕を閉じました。 参加者の方々からは、『3年間心待ちにしていた』、『この季節の風物詩だったんだ』といった言葉をたくさんいただきました。 このイベントは長い歴史の中で地域の皆様と私達を繋いでいる大切なものだったのだと改めて実感することができました。 「北の森漫画」のきのこのページをピックアップして展示 また同ブース横には、令和3年度より幌加内町役場、観光協会、山岳部と協働して取り組んでいる「三頭山(さんとうざん)地域協働型登山道整備」について、大型テレビによる山頂付近の空撮画像や取組内容のスライド上映等を行い、来場の町民の皆様に知られざる地域資源の魅力を再認識してもらい、次世代につないでいくための活動について周知しました。 特に、ブースの行列に並んでいた方々には、映像やパンフレットなどをじっくりと見ていただくことができました。 これまでの取組はこちら 共同作成した三頭山PRパンフレット 大型テレビによる展示の様子 テレビの下部は「三頭山オリジナルてぬぐい(登山マップ掲載)」です。 今回の出店は、森の恵みを通じて森林管理署の活動や地域に眠る魅力を、町民の皆様へ存分にアピールするこれ以上無い機会となりました。 また、産業祭自体が3年ぶりの開催という事もあり、地域とのつながりを再認識することができたのも大きな収穫です。 今後も地域資源の発掘・活用のため地域との連携を図るのは勿論のこと、日々の職務を通じてそれらを守り後世に繋いでいくための活動に、より一層力を入れて行きたいと思います。
|
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271