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北海道森林管理局

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    雷別ドングリ倶楽部

    「雷別ドングリ倶楽部」とは

    釧路湿原の上流で、一緒に広葉樹の森をつくりませんか。
    釧路湿原森林ふれあい推進センターでは、釧路湿原の上流にある雷別地区国有林において、自然再生の取組を進めています。雷別地区国有林では、過去にトドマツ人工林が気象害により立ち枯れし、笹地となった箇所が広がっています。
    この地域を広葉樹の森林に再生するために、広葉樹のミズナラ・ハルニレ・ヤチダモ等の苗木を植栽し、野生動物の食害を防止する対策等の活動を多くの市民の参加を得ながら実施したいという願いから、平成19年7月に「雷別ドングリ倶楽部」を立ち上げました。

    雷別ドングリ倶楽部のイメージ図(PDF : 873KB)

    令和7年度会員募集 

    令和7年度の会員募集は締め切りました。

    令和7年度の活動予定 

    今年度の活動は次の4回を予定しています。
    日程・内容等の変更がありますので、ホームページ等でご確認下さい。

    年  月  日 内          容 備          考

    第1回

    令和7年6月25日(水曜日)  雷別国有林で広葉樹の植栽と保護管の被覆 終了しました。

    第2回

    令和7年9月24日(水曜日)  雷別国有林で広葉樹の植栽と保護管の被覆 終了しました。

    第3回

    令和7年10月22日(水曜日)  自然観察(パイロットフォレスト国有林) 終了しました。

    第4回

    令和8年2月4日(水曜日)  次年度活動計画の策定等

    令和7年度の活動の様子

    令和7年10月22日(水曜日)第3回「自然観察」の活動 NEWアイコン

    パイロットフォレスト(厚岸町太田)で、今年度3回目の「雷別ドングリ俱楽部」を開催し、会員10名の参加により自然観察を行いました。
    釧路市から北東に約50km、厚岸湖に注ぎ込む別寒辺牛川の上・中流域に位置する国有林のうち、昭和31年から大規模造成をしてきた10,778haの森林を「パイロットフォレスト」と呼び、根釧西部森林管理署が管理経営しています。
    まず、パイロットフォレストを見渡すことのできる高さ24mの望楼に上りました。当日は、天気も良く、カラマツが色づき始めており、展望室では、秋の景色を楽しんでもらえました。
    その後、パイロットフォレストの林道を散策しました。職員から森林にも林班や小班という住所がついていることや、収穫調査や施業方法について説明があったり、カラマツやトドマツ、ミズナラ等を観察したりしながら散策を楽しみました。
    午後からは、パイロットフォレスト造成の歴史をまとめたDVDの視聴と機械標本展示庫の見学等を行いました。大規模な森林造成の過程に感銘を受けている様子でした。また、造成に使われた機械や当時の写真を興味深く見ている様子が印象的でした。造成時の様子や造成に携わった人々について、盛り上がっていました。
    参加者の方々からは、「パイロットフォレストのことが勉強になった。」や「きれいな紅葉のタイミングは難しい。」等の声がありました。
    今回は、標茶森林事務所や真竜森林事務所からも応援いただき、パイロットフォレストについて、詳しく紹介していただきました。雷別国有林とはまた違った森林を楽しむことができたと思います。

    望楼の展望室での様子 散策の様子 機械標本展示庫の見学の様子
    望楼の展望室での様子 散策の様子 機械標本展示庫の見学の様子


    令和7年9月24日(水曜日)第2回「広葉樹の森林づくり」の活動 

    雷別自然再生事業地(標茶町雷別国有林)笹地11で、今年度2回目の「雷別ドングリ俱楽部」を開催し、広葉樹の森林づくりを行いました。
    これは高齢級のトドマツ人工林が立枯れし、笹地となった雷別国有林293林班で、平成19年7月から「雷別ドングリ俱楽部」の会員の方々と協働で、森林再生に取り組んでいるものです。
    当日は会員8名が参加し、郷土樹種であるミズナラ・ヤチダモ・カツラ・キハダを120本植栽するとともに、野生生物から植栽木を保護するため、保護管(ツリーシェルター)で被覆しました。
    センターから現地までの移動中、所長から保護管の効果として、エゾシカ等の野生生物による食害を防いでいるとの説明がありました。
    現地到着後は、今回の作業箇所の笹地11まで徒歩で移動し、鍬と苗木を受け取り、植栽箇所に移動しました。
    今回の植栽箇所は3か所に離れていたこともあり、3グループに分かれて作業しました。少ない人数での活動でしたが、2人1組で、植穴を掘る係、苗木を植える係に分担しながら、作業している様子が見られました。無事、午前中に予定していた120本の苗木を植え終わることができました。
    昼食休憩を取った後、保護管の組立てと植栽した広葉樹への保護管の被覆を行いました。植栽本数が多く、すべての被覆は終わらなかったですが、協力しながら作業していただきました。
    参加者の方からは、「今年も植栽できて良かった。」「保護管の効果があるのですね。」等の声がありました。
    秋晴れの気持ち良い天気の中で、活動することができ、今年度も春と秋の2回、雷別国有林で無事、森林再生に取り組むことができました。

    植樹の様子 保護管を組立てる様子 保護管で被覆する様子
    植樹の様子 保護管を組立てる様子 保護管で被覆する様子


    令和7年6月25日(水曜日)第1回「広葉樹の森林づくり」の活動 

    雷別国有林(標茶町雷別)で、今年度1回目の「雷別ドングリ俱楽部」を開催し、広葉樹の森林づくりを行いました。
    これは高齢級のトドマツ人工林が立枯れし、笹地となった雷別国有林293林班で、平成19年7月から「雷別ドングリ俱楽部」の会員の方々と協働で、森林再生に取り組んでいるものです。
    当日は会員11名が参加し、ミズナラ・ヤチダモ・カツラ・キハダを120本植栽するとともに、野生生物から植栽木を保護するため、保護管(ツリーシェルター)で被覆しました。
    現地へ移動するバスでは、所長からの挨拶と当センターの活動内容や本日の作業に当たっての注意事項等を説明しました。現地到着後は、鍬と苗木を手に取り、植栽箇所へ移動しました。
    今回の参加者は、経験者の方がほとんどだったこともあり、スムーズに作業に取り掛かることができました。植栽箇所の笹地11の土壌が固く、植穴を掘るのに苦労されていましたが、準備した120本の苗木は午前中に植え終わりました。
    昼食休憩を取る際には、参加者の方々の談笑する姿が見られました。
    午後からは、保護管の組立てと植栽した広葉樹に保護管の被覆を行いました。暑さもあり、予定していた本数すべては被覆できなかったですが、無事に活動を終えることができました。
    参加者の方からは、「楽しくなってきたところだからもう少しやりたい。」や「暑かった。」等の声が寄せられました。
    今回の活動は、天気に恵まれ、保護管が熱くなるほどの気温でしたが、参加者同士で声を掛け合ったり、適宜休憩を取ったりと安全に、森林再生に取り組むことができました。

    植樹の様子 保護管を組立てる様子 保護管を被覆する様子
    植樹の様子 保護管を組立てる様子 保護管を被覆する様子

    これまでの活動

    これまでの活動の様子は、こちらをご覧下さい。



    お問合せ先

    釧路湿原森林ふれあい推進センター
    〒085-0825 釧路市千歳町6番11号
    Tel:0154-44-0533

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