知床らうす発!グリーン・サポート・スタッフBLOG

2010年9月
10月2日(土曜日)
羅臼湖の巡視
ようやく羅臼の山も色づき始め知床峠周辺や羅臼岳も紅葉が見頃となりました。
羅臼岳の裾もハイマツの緑にダケカンバ等の黄色が映え国道沿いの紅葉も見頃になりました。道路に車を止めて撮影する人を見かけますが峠は急カーブも多いので車を止めての撮影は危険です。
高層湿原手前で「ヒグマの足跡」を発見しました。この時期は紅葉が見頃となり入林者が増えますが現地はヒグマが出没するため、安全対策を十分に心がけて入林願います。
9月29日(水曜日)
登山道修復、実証実験に参加してきました。
9月24日(金曜日)
知床半島海岸部の巡視
今年は海水温が高かったせいか例年より遅くまでカラフトマスの遡上が続いています。
釣人などの海岸部への入込みもまだまだ続いていますが、カラフトマスを狙ってヒグマの出没の危険が高まっています。
海岸を歩くのに適した服装や履き物、熊スプレー等の安全対策等にも注意願います。
ヒグマに捕食されたカラフトマスの死骸です。ヒグマには気を付けましょう。
2010年9月23日(木曜日)
羅臼湖の巡視
先日発見したハイマツの枝が切られたことを受けて、注意喚起の看板を入口に設置しました。
関係機関の連名でマナーを守って利用してもらえるように呼びかけました。
今日の羅臼岳は私たちの残念な気持ちが伝わったのか、すっきりとしない姿でした。
2010年9月16日(木曜日)
羅臼湖の巡視
いつものように羅臼湖線歩道を巡視していると、歩道脇にあるハイマツの枝が切られているのを発見!
その後も注意して巡視をしていると最近切られたと思われるハイマツの切口等が多数見つかりました。
羅臼湖は世界自然遺産地域で様々な関係者が連携しながら保護している区域です。
どんな理由があっても勝手に切ってはいけません。
おまけに、歩道の通行に支障のないとしか思えない枝も手を伸ばして切ったと思われます。
途中からへし折って倒されたハイマツの枝です。こんなやり方はあまりに心なく思えます。なぜこんなことを・・・
羅臼湖はこれから紅葉が見頃となり多くの人達が景色を楽しむために訪れます。
安易な気持ちで枝を切ったり木に傷をつけることは絶対にやめてください。
2010年9月11日(土曜日)
羅臼岳の巡視
日が暮れるのが早くなっています。
羅臼側から羅臼岳を目指す方は、無理なスケジュールは避けて、マナーやモラルを守り楽しんでください。
キャンプ場内にある看板でマナーの啓発看板で呼びかけました。
2010年9月9日(木曜日)
熊越の滝の巡視
知床もやっと暑い夏が過ぎ、これから紅葉が見頃になる時期を迎えますが、熊越の滝を望む遊歩道の終点に立っているトドマツに文字を彫った心ない人がいます。
旅の記念のつもりだったのかもしれませんが、このあとここを訪れる人達が落書きを見てどう思うでしょうか。
ここは世界遺産です。こんなことは絶対してほしくありません。
滝を見渡す場所のすぐ脇にナイフのようなもので「ク」の字が彫られていました。
熊越の滝の解説の下に、景観に配慮してできるだけ小さく注意を呼びかける看板を設置しました。

訪れる皆さんにはあるがままの自然を観ていただきたい思います。
看板だらけの景勝地にはしたくはないのですが、看板の設置に関して皆様のご理解をお願いいたします。