青森ヒバ施業実験林
1.実験林の設定の目的
青森県の下北半島と津軽半島には、ヒバを主体とした天然林が広がっています。
青森営林局(現東北森林管理局)は、ヒバ天然林施業を適切に進めるため、松川恭佐氏を中心として、大正末期から大規模な調査研究を行い、「森林構成群を基礎とするヒバ天然林の施業法」を確立しました。
大畑及び増川ヒバ施業実験林は、この天然林施業を現地に適用し、継続的に森林の推移に関するデータをとりながら、その成果を明らかにすること等を目的として、昭和6年に設定されたものです。以来、約80年にわたり計画的に施業が行われてきています。
これらの実験林で得られた成果は、現在のヒバ天然林施業に活かされています。
2.実験の目的
- 森林構成群を基礎とする施業法の経営的価値の実験
- 集約的施業の展示林の造成
- ヒバに関する各種試験・研究の継続
3.実験林の位置
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4.実験林の風景

大畑ヒバ施業実験林の風景(下北半島)

増川ヒバ施業実験林の風景(津軽半島)
関連リンク
- ヒバ施業実験林の紹介(森林技術・支援センター)
お問合せ先
森林整備部技術普及課担当:企画官(技術開発)
TEL:018-836-2023