ヒバ施業実験林の紹介
青森県の津軽半島と下北半島には、ヒバを主体とした天然林が広がっています。青森営林局(現東北森林管理局)は、ヒバ天然林施業を適切に進めるため、松川恭佐氏を中心として大正末期から大規模な調査研究を行い、「森林構成群を基礎とするヒバ天然林の施業法」を確立しました。
増川ヒバ施業実験林と大畑ヒバ施業実験林は、この天然林施業法を現地に適用し、継続的に森林の推移に関するデータを取りながらその成果を明らかにすること等を目的として、昭和6年に設定され以来80年余にわたり計画的に施業が行われてきています。
また、この実験林で得られた成果は現在のヒバ天然林施業に活かされています。
当センターには、設定当時から80年以上の歴史を持つこれらヒバ施業実験林に関する各種調査票、図、写真及び報告書等の様々な資料が保管されています。
これまでの実験林の調査成果として、資料の一部を紹介します。
実験林写真館 |
調査資料館 |