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インターンシップのお知らせ(令和3年度(春期))
令和3年度(春期)農林水産省九州森林管理局インターンシップの募集要領等
農林水産省九州森林管理局(熊本市西区京町本丁2番7号)では、以下のとおりインターンシップを実施いたしますので学生の皆様のご応募をお待ちしております。 なお、今後、新型コロナウイルス感染症の状況等により中止となる場合があります。 |
1.目的
学生が農林水産省九州森林管理局の実際の行政事務に接することにより、学習意欲を喚起し、高い職業意識を育成するとともに、国有林野事業及び林野行政に対する理解を深めてもらうことを目的としています。
2.対象者
大学(短期大学含む)又は大学院の学生のうち、学生が所属する大学から推薦された学生。
3.受入部署・期間・内容
実習生受入部署、期間等の詳細については、下表とおりです。
- 令和3年度(春期) インターンシップ実習生受入部署、期間、人数等について
実習実施機関 (局名) | 受入課等名 | 所在地 | 受入期間 | 人数 | 実習内容 | 受入条件等 | 署、課等の業務紹介 | |
九州森林管理局 | 福岡森林管理署 | 福岡県福岡市 | 2月 (2月1日~28日) | 3~4日程度 | 1~2名 | 森林管理署等の業務体験 ・国有林の保護・管理 松くい虫被害対策(被害木の調査) ・ニホンジカ被害対策(くくり罠やほかパトの設置体験) ・境界管理(巡検) ・森林土木 コンパス測量及びトランシット測量 ・若手職員との意見交換 など |
・森林・林業、特に保護管理に関心のある方 ・森林土木に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、地下足袋(長靴)、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること |
福岡署は、約2万5千haの国有林を管理経営しています。主な業務は以下のとおりです。 ○山地災害の防災・減災、国土強靱化に向けた取組として、治山施設の整備・強化及び間伐等の森林整備 ○海岸松林の保全・再生の持続的な取組として、松くい虫被害防除事業の継続、海岸松林の再生・保全及びUAV(ドローン)等を活用した松林の管理 ○ニホンジカ被害の縮減に向けた取組として、市町村及び地区猟友会との連携及び捕獲事業の実施 |
九州森林管理局 | 熊本南部森林管理署 | 熊本県人吉市 | 令和4年3月中旬~下旬 | 3日間 | 1~2名 | 国の天然記念物であるゴイシツバメシジミとその食草であるシシンランの保全について、保全増進のためのシシンランの移植作業等 | ・森林・林業、生物多様性の保全に関心のある方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、地下足袋(長靴)、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること |
熊本南部森林管理署の管轄する熊本県県南地域は、古くから林業・木材産業の盛んな地域であり、森林資源も充実しています。 国有林においても約38,000haの豊富な森林資源を活かし木材の安定供給や、地域の安全・安心の確保へ向けた山地災害箇所の復旧、森林の防災・保水機能を発揮させるための治山事業を実施しています。 また、地元市町村、猟友会等と「シカ被害対策協定」締結による地域との連携や、ゴイシツバメシジミの保護等生物多様性保全のための取組を行っています。 |
九州森林管理局 | 宮崎森林管理署 | 宮崎県宮崎市 | 2月上旬~3月上旬 | 2~3日程度 | 1~2名 | 森林管理署等の業務体験 ・国有林野の森林整備、製品生産、販売に関する業務 ・治山事業及び林道事業の監督、検査などの森林管理署の実務 ・ニホンジカ被害の現状、対策と課題等の取組みを業務を通じて体験 ・保護林に関する取組みや課題等を業務通じて体験(綾川流域照葉樹林帯保護・復元計画に関する業務) |
・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、地下足袋(長靴)、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること |
宮崎署は、宮崎県中部の国有林約4万8千haを管理経営しています。主な業務は以下のとおりです。 ○県、民有林関係者等との連絡、調整や流域管理、技術開発 等 ○業務グループ ・森林育成 ・森林資源の調査 ・木材の伐採、搬出及び販売に関する業務 ・森林環境教育 ・森林土木(林道) ○治山グループ ・森林土木(治山) ○その他 ・シカ被害対策 ・保護林に関する業務(綾川流域照葉樹林帯保護・復元計画に関する業務) |
九州森林管理局 | 宮崎南部森林管理署 | 宮崎県日南市 | 2月~3月 | 2~3日程度 | 1~2名 | 森林管理署業務全般 ・国有林野の森林整備、製品生産、販売に関する業務、治山事業、林道事業に関する業務 ・若手職員との意見交換 |
・森林・林業に関心のある方 ・無人飛行機(ドローン)に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 |
○森林技術指導官 ・流域管理関係 (県・民有林関係者等の連携・調整) ・技術開発 ○業務グループ ・森林育成 ・木材の伐採搬出に関する業務 ・森林環境教育 ・森林土木(林道・治山)に関する業務 ○その他 ・有害鳥獣捕獲等に関する業務 |
九州森林管理局 | 北薩森林管理署 | 鹿児島県薩摩郡さつま町 | 2月7日~2月10日 | 2日間 | 1~2名 | 森林管理署の業務体験 ・国有林野の森林整備、製品生産、販売に関する業務 ・治山事業及び林道事業に関する業務 ・ニホンジカ被害対策業務等 |
・森林・林業に関心のある方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、地下足袋(長靴)、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること |
北薩署は、鹿児島県の国有林約3万㏊を管理しています。 公益重視の管理経営や民有林との連携を推進し、国民のニーズに応じた森林整備、木材の安定供給行っております。崩壊した山肌を林地へ戻すための治山工事も継続的に実施しています。 |
九州森林管理局 | 屋久島森林生態系保全センター | 鹿児島県屋久島町 | 1月下旬~3月上旬 | 1週間(月~金) | 1~2名 | 森林生態系保全センターの業務体験 ・植生調査、気象観測、森林パトロール ・レクリエーションの森の管理指導等 ・ヤクシカの駆除、ワナ設置 ・国有林への入林申請手続き等 ・ドローンによる森林生態系保護地区の調査 |
・世界自然遺産地域、森林生態系保護地域等に関する業務に関心のある方 ・パソコン(エクセル、ワード,パワーポイント等)操作が可能な方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、地下足袋(長靴)、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること |
屋久島の国有林は38,500㏊で、世界自然遺産地域の約95%を占めています。 主な業務は、世界自然遺産に登録されている屋久島の貴重な森林生態系の適切な保全と利用を図る事を目的とし次の業務を行っています。 |
実習時間は、原則として午前8時30分から午後5時15分までです。
4.応募方法等
応募については、各大学及び大学院から、学生を推薦して頂きます。(学生個人からの応募は受け付けません。)
なお、学生の参加が決定した際には、各大学あてに決定の通知をしますので、学生の推薦に当たっては、各大学の責任において行ってください。
(1)学生の方
「(別紙様式3)九州森林管理局インターンシップ調書」に必要事項を記入し、大学の窓口に提出してください。
(下記の締切日は、大学が九州森林管理局に応募する締切であり、学生が大学へ提出する締切とは異なりますので、ご注意ください。)
(2)大学の担当者の方
学生からの応募を取りまとめ「(別紙様式2)農林水産省就業体験実習推薦申込書」を作成し、学生が作成した調書と併せて下記の九州森林管理局まで郵送してください。
応募締切 令和4年1月18日(火曜日)必着(消印有効)
5.参加学生決定
令和4年1月下旬までに受入れの可否を各大学あてに通知します。
6.九州森林管理局インターンシップ制度の概要
(1)九州森林管理局は、実習生個人毎に指導員を置き、実習生の指導及び助言に当たらせます。
(2)実習生は、指導員の助言のもとに受入部署における補助的な行政事務に従事していただきます。
(3)実習生は、実習開始前に服務規律の遵守にかかる誓約をして頂きます。
(4)実習生は、九州森林管理局における実習活動中に知り得た情報の開示については、指導員の指示に従ってください。
(5)実習生は、実習の成果を論文等により外部へ発表する場合には、事前に九州森林管理局長の承認を受けてください。
(6)実習生は、実習期間終了の後、実習内容に関する報告書(1,000字程度)を作成し、九州森林管理局に提出していただきます。
(7)九州森林管理局は、実習中、実習生に対し、通勤費、手当、食費及び旅費を支給しません。
(8)大学は、実習生に「学生教育研究災害傷害保険」及び「インターンシップ等賠償責任保険」等の保険に加入させ、実習中における関係他者(九州森林管理局、人物、財物等)に対する損害、損傷等により被る法律上の損害賠償に備えていただきます。
7.提出書類
8.各森林管理局のインターンシップ実施状況
各森林管理局でもインターンシップを実施しています。応募、問い合わせについては各機関の窓口にお願いします。
参考:農林水産省就業体験実習実施要領(PDF : 150KB)
九州森林管理局における農林水産省就業体験実習生の募集、決定等について(PDF : 71KB)
お問合せ先
総務企画部総務課 課長補佐
住所〒860-0081熊本市西区京町本丁2-7
電話096-328-3500(直通)
FAX096-355-3891
E-mail : ky_soumu@maff.go.jp