山砥（やまずみ）スダジイ等希少個体群保護林

1．概要

当保護林は、国見岳（標高496m）の東南で、国道202号線から分岐し県道沿いに位置している。林相は、広葉樹の天然林となっている。保護林周辺は、山砥神社として祀られ山ン寺史跡となっている。山ン寺史跡は、宇野御厨（現東松浦郡・西松浦郡・南松浦郡・北松浦郡）の風致の保持助長に必要な地域である。

山砥スダジイ等希少個体群保護林  全景

スダジイの巨木

近景

2．目的

天然林を保護し、学術研究等に資する。

3．所在地

佐賀県 伊万里市

4．設定年月日

平成5年3月31日

5．面積

1.37 ha

6．関係森林管理署等

佐賀森林管理署

7．現況

標高：400m

傾斜：中

地質：安山岩類

土壌型：BD・BC（d）

林齢： 110年生以上

8．法指定等

鳥獣保護区（普）

9．取り扱い方針

禁伐

極盛相にあるものは原則として自然の推移にゆだね、遷移の途中にあるものは現状の維持に必要な森林施業を行う。また、モニタリング、学術研究その他公益上必要な行為、非常災害のため応急措置として行う行為、軽微な施設の設置、その他法令等の規定に基づき行う。

10．備考

旧山砥風致  昭和42年4月1日