尾鈴(おすず)アカマツ等遺伝資源希少個体群保護林
1.概要
当保護林は、木城町小丸川上流部の尾鈴山西部で、松尾ダムに接する位置にある。林相は、天然林で樹齢170年生のアカマツ、コウヤマキ、イチイガシ、タブノキ等の針広混交林となっている。
松尾ダムの右岸で急傾斜地となっているが、湖と林木との調和は素晴らしく、特に、広葉樹を中心とした秋の紅葉は素晴らしく、自然美とやすらぎと感動を与えている。また、イチイガシ、タブノキの照葉樹林は学術上貴重である。
尾鈴アカマツ等遺伝資源希少個体群保護林 全景
コウヤマキの巨木
遠景
2.目的
アカマツ、コウヤマキ、イチイガシ、タブノキの保存
3.所在地
宮崎県 児湯郡 木城町
4.設定年月日
平成3年3月31日
5.面積
109.91 ha
6.関係森林管理署等
西都児湯森林管理署
7.現況
標高:400m
傾斜:急
地質:中頁岩
土壌:BC
林齢:170年生以上
8.法指定等
土砂流出防備保安林、鳥獣保護区(普)、尾鈴県立自然公園(普)
9.取り扱い方針
禁伐
被害木の除去、災害防止及び学術研究のための伐採はできるものとする。
お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:096-328-3612