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九州森林管理局

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     蜷尻(になじり)ツブラジイ等遺伝資源希少個体群保護林

    1.概要

    当保存林は、国有林内の中央部に位置し、近くには高房台風致探勝林として指定箇所もある。林相はツブラジイ、スタジイ、イスノキ、イヌマキ、イチイガシ等の針広混交林となっている。この森林を地元高岡町はレクリエーションの森「高房台いこいの森」に指定しており、地域住民のレクリエーションの場として利用されている。また、ここから眺望は素晴らしく、宮崎周辺、日向灘の風景は絶景である。また、森林は、東南アジアからの渡り鳥「サンコウチョウ」の繁殖の場にもなっている。

    蜷尻林木遺伝資源保存林_全景

    蜷尻ツブラジイ等遺伝資源希少個体群保護林全景

    蜷尻林木遺伝資源保存林_イチイガシの巨木 蜷尻林木遺伝資源保存林_近景
    イチイガシの巨木 近景

     

    2.目的

    ツブラジイ、スタジイ、イスノキ、イヌマキ、イチイガシの保存

    3.所在地

    宮崎県 宮崎市 高岡町

     

    4.設定年月日

    平成2年3月31日

    5.面積

     59.14 ha

    6.関係森林管理署等

    宮崎森林管理署

    7.現況

    標高:200m

    傾斜:中

    地質:古3頁岩

    土壌:BC

    林齢:85~130年生以上

    8.法指定等

    保健保安林、鳥獣保護区(普)

    9.取り扱い方針

    禁 伐

    被害木の除去、災害防止及び学術研究のための伐採はできるものとする。

    お問合せ先

    計画保全部計画課
    担当者:生態系保全係
    ダイヤルイン:096-328-3612