ドローンを活用したシカ防護柵点検の実演を行いました
令和7年5月8日、真山国有林(鳥取県三朝町)にて開催した現地検討会に引き続き、ドローンを活用したシカ防護柵点検の実演を行い、鳥取県林業試験場から5名の方に参加いただきました。
鳥取森林管理署では、シカ防護柵の点検業務の負担を軽減するために、ドローンを活用しております。
これまでは、手動飛行によりシカ防護柵の被害箇所の確認を行っておりましたが、今回は手動飛行により事前に作成した飛行ルートを用いた自動飛行によるシカ防護柵の点検を実施いたしました。
手動飛行による点検は、地形に追随したり、障害物を避けて飛行させるため、点検者に一定の技術が必要ですが、自動飛行による点検は、有資格者であればそのような技術を修得していなくとも一定の点検結果が得られるため、効率的な維持管理・点検結果のとりまとめを行うことが可能となります。
自動飛行によるシカ防護柵点検の実演終了後には、ドローンの活用事例について意見交換を行い、様々な業務への活用について理解を深めることができました。
今後も、「新しい林業」の実現に向け、ICTの活用に取り組んで参ります。
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ドローンによるシカ防護柵点検の実演の様子
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鳥取森林管理署
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