にちなん中国山地林業アカデミーの視察を受け入れました
岡山森林管理署は、令和7年2月13日(木曜日)、にちなん中国山地林業アカデミー(以下「アカデミー」という。)の生徒8名を受け入れ、講義、視察及び実習を行いました。
午前中は当署の会議室で、管内概要を説明した後、鳥獣被害対策を題材に、有害鳥獣の生態及び被害状況、防護柵等による被害防止対策、捕獲による防除等について講義を行いました。


【講義を受ける生徒】
午後からは、大戸山国有林(岡山県久米郡美咲町)に移動し、植栽地に設置した防護柵を視察し、立木を利用した設置方法や安価なアニマルネットを使用した造林の低コスト化について説明を行いました。
アカデミーの生徒は、熱心に講義を聞き、現地視察においては防護柵に触れ、写真を撮影したり、防護柵の設置方法や点検の頻度など、積極的に質問していました。


【現地視察の様子】
また、防護柵の視察後は、小林式誘引捕獲法について実習を行いました。
アカデミーのカリキュラムにおいて狩猟免許を取得しているが、実際に罠を設置するのは初めてという生徒が多く、指導のとおり設置してもなかなか作動しないことがありましたが、楽しみながら試行錯誤していました。

【小林式誘引捕獲法を実践する生徒】
当署では、引き続き現地視察や実習の受け入れを行い、林業大学校等の運営に貢献する活動を進めるとともに、アカデミーの生徒のみなさまの今後のご活躍を祈念します。
お問合せ先
岡山森林管理署
担当者:業務グループ 森林ふれあい担当
ダイヤルイン:050-3160-6135