職場体験の受け入れを行いました
10月31日及び11月1日、都島中学校の職場体験の受け入れを行いました。1日目は防鹿柵の修繕業務の体験を行いました。
まずはシカによる森林被害について現地の状態を観察しながら、シカが草や低木を食べることによる被害について勉強しました。
その後、対策として設置されているシカ柵の修繕を体験することで、シカの防護を行う大変さを実感していただきました。はじめはぎこちなかった作業も、慣れ始めてくると、職人のように黙々と手際よく進める様子が見られました。
2日目は収穫調査とコンパス測量について体験を行いました。
森林の立木の材積を調べる収穫調査においては、輪尺(りんじゃく)という大きな「ノギス」を用いて、木の幹の直径を計測する担当と、測竿(そっかん)を用いて目視で樹高を計測する担当に分かれて、交代で調査を行いました。
その後、測量用コンパスを用いて、現場での位置関係や区域の形を測量する演習を行いました。
初めて使う道具や、目測の難しさなどに戸惑いながらでも、しっかりと最後までやり遂げてくれました。
また、最後に鋸を使う体験として、丸太切りを行い、刃物の扱いの難しさについて実感していただきました。
体験した業務は林野庁の業務の一部ですが、「(体力を使ったので)疲れたけど、楽しかった」などといった感想もいただき、今回の体験を通じて、森林や林業について興味をもってもらえれば幸いです。
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お問合せ先
箕面森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:075-414-9049