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近畿中国森林管理局

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    平成26年11月17日(月曜日)、大阪市のJR天王寺駅近くにあるYMCA学院高等学校から、昨年に引き続き、今年も要請を受け、当センターの取り組みの他、どうして森林に関係する仕事をしようと思ったかなどを話す授業を行いました。
    今回は、多くの生き物が森林を生活の場としてお互いに密接な関係を持ちながら生息・生育し、人間もまた森林に大きく依存してきたことを踏まえて、『「森の木の間伐」などを通じ、そんな「いのちの絆」を体験的に学び、森を守り、森と共に生きるあり方を考える。』として行われたものです。
    授業は、座学、校外実習、座学の3日間、2単位で行われ、、座学では、森林の特徴や物質循環への関わり、森林の機能、森林の分布範囲やその変化について世界と日本との違い、木材の輸入自由化とこれを受けた拡大造林施策などの歴史経緯、エネルギー転換と里山の変遷、日本における森林の保全活動の背景や経緯及び活動事例などについて詳しく学んでいます。校外学習では、枚方市のボランティアの協力で間伐体験が行われています。
    当センターの受け持ちは、最終日の最後の講座として位置づけられており、既に行われた授業内容を踏まえて、箕面地域で里山整備を開始した事由を折り込み、「オオクワガタの棲める森づくり」や「森林環境教育セミナー」などの具体的な取り組みなどの講義とともに、森林を取り扱った仕事観について披露を行い、生徒達は真剣な眼差しで聞き入ってくれました。
    担当の先生から「生徒達にとっては、森林・林業についての学習のほか、職業として森林に関わる人の話を聞けたことは良かった」との感想、評価を頂きました。

     

    お問合せ先

    箕面森林ふれあい推進センター
    ダイヤルイン:050-3160-6745
              FAX:06-6881-2055
    メールアドレス:kc_fureai@maff.go.jp

    郵便番号530-0042
    大阪市北区天満橋1丁目8-75
    近畿中国森林管理局庁舎3階