オオクワガタの棲(す)める森づくり箕面市立萱野北小学校
平成20(2008)年10月28日(火曜日)晴れ 箕面国有林
箕面市立萱野北小学校の1年生と2年生の児童116名(教師4名)に、箕面国有林の「箕面体験学習の森」(エキスポ'90みのお記念の森)に来ていただきました。
まず、近畿中国森林管理局の佐古田計画部長の挨拶の第一声で、こどもたちに「オオクワガタを知っていますか。」と尋ねると「はい」と大きな声で小さな手が一斉に上がりました。その後「ここは今ヒノキとスギの林になっているので、一部伐ってクヌギやコナラを植えてオオクワガタの棲(す)める森をつくることとしています。
今日は皆さんにクヌギとコナラの実を拾っていただき、そして再来年の春まで育ててこの森に植えてもらいたいと思っていますのでご協力をお願いします」との挨拶がありました。 (ドングリ拾い) |
(ドングリの話) |
(ポットにドングリを埋める) 作ったポットを大事そうに、袋に入れて学校へ持ち帰りました。 その後、それぞれおもいおもいの場所でお昼ご飯の時間となりました。 |
(木工クラフトに頑張る) 再来年の3月まで皆さんに育ててもらったドングリの木はドングリを拾った山に植えることになります。約20年後には、オオクワガタが棲みついてくれることを願い、みんなが大人になって森を見に来て欲しいと思います。 |
平成20(2008)年10月29日(火曜日)晴れ 箕面国有林
10月29日(金曜日)に箕面国有林のエキスポの森で、萱野北小学校3年生69名と先生3名が参加し、ボランティア団体、京都大阪森林管理事務所の協力も得ながら、学校でドングリから育てたクヌギ・コナラ苗木の植樹行事を行いました。
午前中は、カミネッコン(再生段ボール植木鉢)の作製、苗木の移し替え、現地への植樹を順番に体験してもらい、植樹した150本の苗木が大きく育ち、20年後、30年後にクワガタなどが飛んでくるような森になることを祈り、メッセージを書いた看板や記念標柱を立てました。
午後からは、昨年8月にボランティア団体の協力を得て設置した昆虫ベッドの中に、箕面産のカブトムシから育てた幼虫を放す体験を行いました。
その後、「箕面体験学習の森」整備事業検討委員会の委員でもある鎌谷計三氏のグループの皆さんが中心となり、箕面の自然を題材にしてネーチャーゲームを行い、こどもたちは時間を忘れるほどはしゃぎ回り、一日楽しく過ごしました。
「ぼくの苗木が一番大きくなるぞ」 「この葉っぱでしょう」真剣に考えてます 鎌谷計三氏のお話を熱心に聞きました
熱心にカミネッコンの説明を聞きました 真剣にカミネッコンをつくっています 「早く大きくなーれ」思いを込めて植樹
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