令和7年度亀山中学校職場体験学習を実施しました
9月10日から12日の3日間、亀山市立亀山中学校の2年生の生徒2名に職場体験をしていただきました。【1日目】
伊賀市にある焼尾国有林では、毎年行っている焼尾国有林での小学生を対象にした森林環境教育のイベント開催の企画について体験してもらいました。今年のイベントでは「森林ビンゴ」の実施を計画しており、実際に中学生に森林ビンゴを実施してもらい、どのようにすれば小学生が楽しみながら森林に興味を持ってもらえるか、アイデアを提案してもらいました。
中学生からは、「3×3マスでは、直ぐに終わってしまって面白くないので、ビンゴのマスを5×5マスに増やしたらどうか」や、「樹木の葉っぱや生き物は採取してじっくりと見せてもらう方がきっと面白い」など中学生ならではの様々なアイデアが出され、大変参考になり、感心させられる場面も多くありました。

【森林ビンゴ体験】

【森林ビンゴの改善点を検討】
【2日目】
いなべ市にある悟入谷国有林では、ドローンを使用した上空からの林況調査、シカによる造林木の食害を防止するための防護柵の点検・修理の体験をしてもらいました。
ドローンを間近で見るのも初めてのようで、「すごい!」や「面白い!」など、興味津々な様子で操作していました。また、防護柵については支柱が折れている個所や土砂により傾斜している箇所があり、慣れていない斜面や作業に四苦八苦しながら、暑い中汗をかきながら一生懸命作業していました。

【ドローンによる上空からの林況調査】

【防護柵の修理作業】
【3日目】
3日目はあいにく雨天だったことから、署庁舎内でイベント出展のための木工品づくりなどを体験してもらいました。
午前中は、11月22日(土曜日)に開催予定の「青少年のための科学の祭典2025亀山大会」に出展する木工工作ブースで使用する木の実等の準備作業をしてもらいました。スプレーに手を汚しながらも楽しんで作業していました(笑)
午後からは、Excelを使用して国有林内で実施した森林調査のデータ整理の作業を体験してもらいました。Excelは初めて使うとのことで、困惑しながらもきちんとデータ整理できていて、驚かせられました。
残暑が厳しい中でしたが、3日間積極的に頑張ってもらいました。中学生の皆さん、ありがとうございました!

【イベントの準備作業】

【準備OK!】

【Excelでの調査データ入力体験】

【すばらしい体験ができました!】
お問合せ先
三重森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6110