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近畿中国森林管理局

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    第14回大杉谷国有林におけるニホンジカ森林被害対策指針実施検討委員会を開催しました


      令和2年2月3日、津市青少年野外活動センターにおいて委員及び関係機関に参加いただき、第14回大杉谷国有林におけるニホンジカ森林被害対策指針実施検討委員会を開催しました。

      当委員会の開催にあたり、三重森林管理署長から、当署では平成25年度から捕獲事業を開始し、今年度は初めて100頭を超える142頭のシカの捕獲ができました。これも委員等の皆様のアドバイスによるものと謝辞を述べられ、今年度の事業の結果を踏まえ議論いただきアドバイスをいただきたいとの開催の挨拶がありました。

    会議の様子

     

       八代田委員(座長)からは、大杉谷国有林における捕獲事業は継続され、シカ生息密度が高い場所での捕獲を実施してきたが、今後はシカの生息密度を低密度に落とした後の維持段階に移行している期間と考える。捕獲方法もだんだん工夫しながら進めていく必要がある。本委員会ではそのような部分についても議論いただきたいとの挨拶を受け議事に入りました。


      委員会では、当年度の大杉谷国有林、悟入谷国有林におけるシカ捕獲事業の結果並びにシカの生息状況調査の結果、三重森林管理署と環境省の事業区域における月別のシカの生息状況、シカ捕獲事業の結果を踏まえた今後の捕獲事業への提言、大杉谷国有林の未立木地の植生回復事業及び森林被害対策について議論していただきました。
     
    委員からは、大杉谷の奈良県境での4月早期でのシカの捕獲頭数が増えたことを踏まえると、できる限りシカ捕獲を前倒しにして事業を進めた方が良いのではないか。埋設穴は、新たな場所に設定し複数個所が望ましい。など、活発な意見交換が行われました。

    お問合せ先

    三重森林管理署

    担当者:地域林政調整官
    ダイヤルイン:050-3160-6110