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近畿中国森林管理局

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    嵐山の地域の方々参加による除伐イベントを開催しました

    令和3年12月14日(火)に、嵐山地域の方々6名、京都府立大学三好准教授並びに京都府立大学生8名の参加いただき嵐山国有林で除伐作業を行いました。

    これは例年開催している地元の方々との意見交換会において、「京都大阪森林管理事務所では、治山事業以外の取組ができないのか」という長年出されていた声を踏まえ、過剰繁茂した常緑広葉樹や老木の危険木等を伐採し、サクラやモミジが見られる森林に向けての取組の一つとして、今年度初めて企画したものです。

    除伐は、過去に治山事業により群状択伐*を実施した箇所で、下層植生が良好に繁茂している状況にあるが、アラカシ等の常緑広葉樹が繁茂し、植栽木であるヤマザクラ、カエデ・ケヤキ等が被圧され、成長が阻害されている箇所で行いました。

    作業の開始にあたり、三好先生から作業の意義・今後の嵐山国有林の目指すべき姿等をお話いただき、その後防鹿柵内の施業地でのこぎりと剪定ばさみによる除伐作業を行いました。

    参加者の皆さんは慣れない山腹斜面を移動にするのに四苦八苦し、足元に注意しながら作業をしていました。2時間後の作業終了時には大粒の汗を光らせながら下山してくる参加者も見受けられました。

    参加者の皆さんからは、「大変有意義な時間を過ごせた。」、「こんなに疲れるとは思わなかった。」「林内が明るくなり、除伐作業の効果は十分期待できる。」等の声をいただきました。

    地元の方々のみならず、行く行くは、「嵐山ファン」の方々にも参加いただける催しにしていければと思います。

    *群状択伐:パッチ状の小区画において、森林の構成を著しく変化させることなく、更新の確保を目的に行う主伐のこと

    【イベント開催にあたり中塚所長から挨拶】
    【作業地を前に職員から工程等の説明】
    【林内にて、作業開始前に三好先生から説明】 【除伐作業の状況】
    【除伐後の林内】

    お問合せ先

    京都大阪森林管理事務所

    ダイヤルイン:075-414-9822
    FAX番号:075-432-2375