森林共同施業団地の設定
森林共同施業団地とは
「森林共同施業団地」は、民有林と国有林における間伐等の森林整備を適切かつ効率的に行い、森林資源の循環利用の促進を図るため、民有林と国有林が連携し、国有林とその周辺の民有林を合わせた一定の地域のことで、設定時には、森林整備の目標や方法、効率的な路網の整備などの取扱いを定め、協定者が連携して森林整備に取り組むことにより、多様で豊かな森林づくりの促進を図ります。由良川流域における森林共同施業団地の設定
京都府の中部・北部に位置する由良川流域は、戦後、急速に拡大造林が進んできた新興の林業地帯であり、森林資源の充実に伴い、量・質的に広がりの持つ林業地帯の形成が大いに期待されています。しかしながら、流域内における森林は、一般の民有林をはじめ、国有林、京都府有林及び水源林(国立研究法人 森林研究・整備機構 森林整備センター 近畿北陸整備局)など、多数の所有者による複雑に入り組んだ小規模な森林で形成されているため、効率的な施業が困難な状況にあります。
今後、効率的な施業を進めるためには、関係者の連携による施業の共同化を図ることが不可欠となっています。
このため、平成22年に「由良川流域における森林共同施業団地」を設定し、現在3期目を迎える中、計画的な森林整備の実施や効率的な路網の作設、流域全域における施業の共同化・効率化を進め、林業・木材産業の振興を図っています。
由良川流域における森林共同施業団地の設定に関する協定内容(PDF)

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