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近畿中国森林管理局

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    令和2年度国有林モニター会議(岡山県)の開催

      近畿中国森林管理局では、国有林について地域の皆さまの理解を深めるとともに、情報・意見の交換を図り、ご意見やご要望を国有林野行政に役立てることを目的として、管内から応募された方の中から76名の方に「国有林モニター」を依頼しております。
      今年度は、モニターの皆さまを現地にご案内し、ご意見等を直接伺う「国有林モニター会議」を令和2年11月28日(土曜日)に岡山県新見市で開催しました。
      今回は、新型コロナウイルス感染防止のため参加者を小人数に制限した中で8名の方にご出席をいただき、菅ヶ峠(すげがたわ)国有林においてICT(情報通信技術)を活用したスマート林業の取組や生産事業を実施した現場を歩くことで、林業の現状をご覧いただきました。
      最初に当局の森林技術・支援センター職員によるOWL(アウル)と呼ばれる地上レーザースキャナを用いた森林のレーザー計測をご覧いただき、記憶・経験に頼る林業からの脱却を図るためのICT等を活用した資源管理や生産管理を行うスマート林業を体験していただきました。瞬時にパソコン上に映し出される計測結果に感嘆の声があがりました。
      昼食の後長靴に履き替え、昨日降った雨にぬかるんだ林道を歩き、岡山森林管理署が今年実施した広葉樹の生産事業箇所に向かいました。ここでは岡山森林管理署長から生産事業及び里山広葉樹活用・再生プロジエクトの概要の説明があり、その後ドローンでの空撮によって現場の確認をしていただきました。突然のにわか雨によりわずかな間でのデモンストレーション飛行になりましたが、テレビでよく紹介されるドローンでの空撮の模様をご覧いただきました。
      菅ヶ峠国有林での見学の後、新見市に所在する森林技術・支援センター会議室において意見交換会を開催しました。山林を所有するモニターの方からは、ご自身が所有する山林での地上レーザースキャナによる森林計測を希望するご要望や生産事業実施箇所で説明のあった皆伐と漸伐の違いについてのご質問等たくさんのご意見をいただきました。
      今回の会議でお伺いしたご意見・ご要望については、今後の国有林野の管理経営に反映させるよう努めてまいりたいと考えています。

    地上レーザースキャナによる計測 ドローンのデモンストレーション飛行 意見交換会の様子


    意見交換会の概要(PDF : 220KB)


    お問合せ先

    企画調整課

    担当者:林政推進係
    ダイヤルイン:050-3160-6700

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