双方向の情報受発信

地域や一般の方との情報受発信

 平成25年に国有林が一般会計化し、民有林への支援や地域林業の振興など、新たな役割を果たしていくことになりました。このため、近畿中国森林管理局では、一般の方や地域からの意見要望を把握し、業務遂行の参考としたり、地域と連携して課題解決に向けた取組を行うため、国有林モニターや管内府県・市町村を対象とした地域林政連絡会議等を開催し、森林・林業に関する地域のニーズの把握に努めています。

一般の方に向けた情報の受発信

 一般の方から毎年「国有林モニター」を公募し、国有林をはじめとして森林・林業に関する様々な情報をご紹介するとともに、国有林野事業の管理経営の様々な分野に対するご意見・ご要望をいただいています。
 また、 「国有林モニター会議」と題し、年2回程度国有林の現場の見学と意見交換会を開催しており、平成29年度は広島県と滋賀県の国有林において、シカ被害対策や治山事業箇所、森林整備箇所の取り組み等についてご覧いただきました。

 
シカ囲いわな見学の様子                                      森林整備箇所見学の様子

 
治山ダム見学の様子                                              意見交換会の様子

府県・市町村等に向けた情報の受発信

 近畿中国森林管理局の所管するエリアは14府県と広域にわたることから、地域とのつながりや連携等を図り、それぞれが抱える課題や技術的情報等について情報共有し、協力可能な分野について具体的な取り組みを進めていくため、各署（所）と地元府県等との間で地域林政連絡会議を実施しています。
 また、国有林が所在する市町村長との間で連絡協議会を開催し、地域のニーズの把握に努めるほか、国の施策の動向について情報提供したり、地域の林業・木材産業等で貢献可能な分野について、積極的に協力するよう努めています。


 
地域林政連絡会議の様子                                      管内国有林野等所在市町村

 

各種イベントを通じた国民への森林に対する理解の醸成

広く一般の方に森林の恵みや木に触れることを体験いただく各種森林ふれあいイベントの開催を通じて、森林・林業の役割と意義、農山村の現状について理解を深めていただき、豊かな森林資源を次世代に引き継いで行くことを目指します。

水都おおさか森林の市の開催

各種クラフト体験や地域の特産品の販売など、子どもから大人までが楽しめるイベントを開催します。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症(covid-19)の拡大防止のため、開催を中止しました。

 
                                                     (令和元年度開催の様子）

森林の市のイベント情報はこちら
https://www.rinya.maff.go.jp/kinki/koho/event/morinoichi/index.html

森林ふれあいイベントの開催

地方公共団体、教育機関等の要請や地域ニーズを踏まえて、森林とふれあえるイベントを実施してまいります。

     
        天王寺動物園内でのクラフト体験 （H30.5）                       鶴見緑地公園内でのクッブ体験（R1.5）

森林ふれあいイベントの情報はこちら
https://www.rinya.maff.go.jp/kinki/koho/event/index.html

 


山の日関連イベント

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という目的のもと、山にまつわる様々なイベントを開催しています。


令和元年「山の日」PRイベント（環境省近畿地方環境事務所共催）
       
            七夕の日に併せたイベントの様子                            オーナメント作りの様子（協力：大阪教育大学）


山の日関連イベントの情報はこちら
https://www.rinya.maff.go.jp/kinki/yamanohi/index.html