森林整備センター等の森林・林業視察
令和7年7月30日(水曜日)、森林整備センター中国四国整備局の方々等8名の皆様が来所され、「森林・林業技術視察プログラム」に基づく視察が行われました。
今回の視察は、増加しているノウサギ被害への対策と、成熟した森林の今後の取扱いを検討するに当たって、広葉樹林化や針広混交林化、列状間伐に関する知識を向上させることを目的として実施されました。
当日は、森林技術・支援センターの会議室において、N型誘引捕獲等の仕組みや設置方法、ノウサギの行動についての講義を行い、その後赤滝国有林にて、実際に設置しているN型誘引捕獲の罠や独自に工夫した罠を見ながら説明を行いました。
また、古谷国有林では、成熟した一斉針葉樹林をゾーニングし、尾根筋や渓流沿いを広く列状間伐して広葉樹の侵入・成長状況を調査している試験地をご覧いただき、天然更新を図るための条件等を説明させていただきました。
森林技術・支援センターでは、引き続きこのプログラムを活用しながら林業関係者の皆様の技術的支援を積極的に行っていきますので、視察のご希望等がございましたらお気軽にお問い合わせください。




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