箱根山組合の森林・林業技術視察
令和6年7月24日(水曜日)、三島市外五ヶ市町箱根山組合、三島市外三ヶ市町箱根山林組合38名の皆様が来所され、「森林・林業技術視察プログラム」に基づく視察が行われました。
今回の視察は、成熟した森林の今後の取扱いを検討するに当たって、広葉樹林化や針広混交林化、列状間伐に関する知識を向上させることを目的として実施されました。
古谷国有林では、成熟した一斉針葉樹林をゾーニングし、尾根筋や渓流沿いを広く列状間伐して広葉樹の侵入・成長状況を調査している試験地をご覧いただき、天然更新を図るための条件等を説明させていただきました。
また、入開山国有林では、様々な列状間伐や定性間伐を組み合わせた試験地をご案内し、間伐後の林分成長や下層植生の回復状況などをご覧いただき、列状間伐のメリットや注意しなければいけないことなどを説明させていただきました。
両組合が管理されている森林の今後の取扱いについて、少しでも参考になりましたら幸いです。
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