周南市の現地研修

   令和5年12月20日（水曜日）～21日（木曜日）の2日間に渡り、周南市、周南市と共同植林等に取り組む企業の皆様9名が来所され、「森林・林業技術視察プログラム」に基づく現地研修を行いました。

   今回の現地研修は、周南市が市有林において早生樹による木質バイオマス材生産の可能性等を検討するなかで、抱える課題等の解決に向け来所されました。

   現地研修では、当局が取り組む早生樹（コウヨウザン、センダン）、ノウサギN型誘引捕獲、里山広葉樹林活用・再生プロジェクト、針広混交林化に係る技術開発試験地を見学していただき、目的や意図等を説明しました。

   当日は雪もちらつく寒いなかでの現地研修となりましたが、参加者の皆様からは「コウヨウザンの成育適地、現在までの成育状況、下刈り等の施業履歴」等に関する様々な質問が出されるとともに、国有林の現地を見学し今後の市有林での取組に係る課題解決に向け非常に参考になったなどのご意見をいただき、有意義な意見交換の場となりました。

   森林技術・支援センターでは、引き続きこのプログラムを活用しながら市町村など民有林関係者の技術的支援を積極的に行っていきますので、視察のご希望等がございましたらお問い合わせください。