高島市森林組合の視察研修会

   令和5年10月3日（火曜日）～4日（水曜日）の2日間に渡り、滋賀県西部南部森林整備事務所、高島市森林組合等8名の皆様が来所され、「森林・林業技術視察プログラム」に基づく視察研修を行いました。

   今回の研修は、架線集材による列状間伐を検討するに当たって、当プログラムの列状間伐を中心とした間伐指標林や広葉樹導入技術開発地などの経過状況の視察を行い、列状間伐に関する知識を向上させることを目的として実施されました。

   1日目は入開山国有林における多様な列状間伐や定性間伐を組み合わせた試験地、2日目は古谷国有林において一斉針葉樹林における広葉樹導入技術の試験地等をそれぞれご案内し、間伐後の林分成長や下層植生の回復状況などをセンター職員の説明と共にご覧いただきました。

   両日ともに天候に恵まれ、列状間伐に対する理解を深めていただきながら、ご参加された皆様との意見交換など有意義な視察研修となりました。