出雲市の現地研修
令和5年7月7日(金曜日)に、出雲市職員5名の皆様が来所され、「森林・林業技術視察プログラム」に基づく現地研修を行いました。
今回の現地研修は出雲市が今後、本格的に主伐・再造林を進めるなかで再造林樹種の選択肢の一つとして早生樹(センダンやコウヨウザン)を検討できないか、また、里山林の整備を如何に進めていくかの課題を検討するために来所されました。
現地研修では、当局が取り組む早生樹(センダン)、中国地方の里山広葉樹林を製材用として付加価値の高い用途に活用する方法を探るとともに、伐採後の天然下種更新に試験的に取り組む「里山広葉樹林活用・再生プロジェクト」の現地を見学していただき、技術開発の目的や意図等を説明しました。
当日は暑いなかでの現地研修となりましたが、参加者の皆様からは様々な質問が出されるとともに、国有林の取組を見学し今後、主伐・再造林を進めていくうえでの課題解決に向け非常に参考になったなどのご意見をいただき、有意義な意見交換の場となりました。 |
森林技術・支援センターでは、引き続きこのプログラムを活用しながら市町村など民有林関係者の技術的支援を積極的に行っていきますので、視察のご希望等がございましたらお問い合わせください。
お問合せ先
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