このページの本文へ移動

近畿中国森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    現地検討会を開催しました

       令和4年11 月29 日(火曜日)、30日(水曜日)の2日間、岡山県新見市内の国有林を中心に民有林関係者等を対象とした現地検討会を開催しました。

       この現地検討会は、平成25年度から近畿中国森林管理局と国立研究開発法人 森林総合研究所 関西支所との共催により行われ、本年度については伐採から再造林・保育に至る収支のプラス転換を可能とする「新しい林業」の展開に向け「林地保全に配慮した森林施業と再造林の着実な実施」をテーマに開催しました。 現地検討会には、府県、市町村の林務担当者や森林組合、事業体など2日間で、延べ170名程度の森林・林業関係者が参加し、関心の高さが伺われました。

       1日目は、岡山県新見市内の会場で、国、県、研究機関のそれぞれの立場から「新しい林業」の展開に向け、林地保全に配慮した施業、造林・育林の低コスト化、ドローンの活用、花粉対策等の課題について5つの講演が行われ、その後、参加者と活発な意見交換を行いました。
       2日目は、岡山県新見市の三室国有林で、国有林が取り組む一貫作業システムと下刈り回数の削減、小林式誘引捕獲及びノウサギN型誘引捕獲の獣害対策等に関し目的や意図等を説明しました。
       
       森林技術・支援センター職員も一貫作業システムと下刈り回数の削減やノウサギN型誘引捕獲の説明を行い、参加の皆様方からたくさんのご質問やご意見をいただき、たいへん有意義な時間となりました。

       森林技術・支援センターでは、今後も国有林のフィールドを活用した現地検討会や国有林が取り組む技術開発の成果を民有林に普及するために作成した「森林・林業技術視察プログラム」等を活用し、森林・林業に関する技術を普及し、地域の森林・林業の発展に貢献する取組を継続していきます。


    1日目の講演の様子1日目の講演会の様子②
    下刈り回数削減等の説明ノウサギN型誘引捕獲の説明

    お問合せ先

    林野庁 近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター

    住所:〒718-0003 岡山県新見市高尾786-1

    TEL:(0867)72-2165(代) IPTEL:050-3160-6215

    E-mail:kc_gijyutsu@maff.go.jp