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近畿中国森林管理局

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    にちなん中国山地林業アカデミー現地研修(2022.10)

       令和4年10月13日(木曜日)に、にちなん中国山地林業アカデミーの学生14名、教職員1名の皆様が、7月に続き今年度2回目の現地研修のため来所されました。

       今回は、当局が実施している「里山広葉樹活用・再生プロジェクト」の取組や地上レーザスキャナ(OWL)などのICT機器を活用した森林の計測方法について研修を行いました。

       「里山広葉樹活用・再生プロジェクト」については、手入れされなくなった里山広葉樹が高齢化・大径化し、近年ではナラ枯れ等の被害の拡大につながっている現状などプロジェクトの背景を説明し、これらの課題解決に向け、里山広葉樹林の有効活用・再生を図るため素材ニーズの把握、採算性について分析するとともに、天然更新に関する知見を得るための技術開発に取り組んでいる試験地を案内しました。

       学生の皆様からは、里山広葉樹の有効活用・再生について、様々な質問や意見が出され、たいへん有意義な意見交換の場となりました。

       また、今年度の2回の現地研修を通して、国有林が取り組む造林・育林の低コスト化の取組や地上レーザスキャナ(OWL)などのICT機器を活用した先端技術などを学ぶことができ、とても参考になったとのご意見もいただきました。

       にちなん中国山地林業アカデミーは1年間のカリキュラムで、学生の皆様は3月に卒業する予定となっています。今年度の現地研修を通して学んだことを卒業後の業務等の参考にしていただければ幸いです。学生の皆様の今後のご活躍を期待しています。


    会議室での聴講試験地案内①
    試験地案内②地上レーザースキャナー(OWL)説明


    お問合せ先

    林野庁 近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター

    住所:〒718-0003 岡山県新見市高尾786-1

    TEL:(0867)72-2165(代) IPTEL:050-3160-6215

    E-mail:kc_gijyutsu@maff.go.jp