大分県立日田林工高等学校の現地研修

   令和4年7月25日～26日の2日間に渡り、大分県立日田林工高等学校の学生7名、教職員2名の皆様が来所され、「森林・林業技術視察プログラム」に基づく現地研修を行いました。
   日田林工高校様は昨年度も現地研修の要望をいただいておりましたが、種々の事情によりキャンセルになってしまった経緯があり、この度は満を持しての研修となりました。

   研修初日は、庁舎1階ホールの「民有林への林業支援メニュー」、「2022年度林野庁入庁案内」の展示物の見学後、現地へ赴き、人工林の針広混交林化、早生樹（コウヨウザン）の取り組みを見ていただきました。研修2日目は、列状間伐指標林を見ていただいた後、学生の皆様に地上型3Dレーザスキャナ(OWL)やドローンを使用したスマート林業を体験していただきました。

   スマート林業においては、学生の皆様が楽しそうにOWLやドローンの操作をされていたことが印象的でした。
   学生からは「列状間伐を初めて見た。学校の演習林でもやってみたい。」、「ドローンの操作が楽しかった。スマート林業への関心が高まった。」などの意見をいただくことができ、講師陣として嬉しく思いました。
   今回の学んだことを活かして、今後の学業にフィードバックいただければ幸いです。
   大分県立日田林工高等学校の皆様の今後のご活躍を期待しております。