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近畿中国森林管理局

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    岡山森林管理署と共催の現地検討会

       7月14日(木曜日)に、古谷国有林の試験地において、岡山森林管理署と森林技術・支援センターの共催で職員を対象とした現地検討会を開催しました。
       
       今回は「天然力を活用した森林づくり」をテーマとし、岡山森林管理署から15名、森林技術・支援センターから4名、計19名の職員が参加しました。
       
       天然力などを活用した多様な森林への誘導については、国有林においては重要な課題であるとともに、市町村においても森林経営管理制度のもと林業経営に適さない人工林を管理コストの低い針広混交林等へ誘導することとしており、民有林・国有林共通の課題となっています。

       当日は、岡山森林管理署長から公益的機能に配慮した多様な森林づくりや管理経営の指針など「森林づくりの基本的な考え方」について講義を行い、森林技術・支援センター所長から「天然生広葉樹を活用した低コストな針広混交林造成技術の開発」に関する技術開発試験の概要を説明しました。

       その後、古谷国有林に移動し、森林の現況を確認しながら意見交換を行いました。当試験地はヒノキ植栽時に天然生広葉樹を積極的に残存し15年程度が経過した林分で、公益的機能の確保に向け除伐等の森林施業が必要な時期となっています。

       これらの森林の現況を踏まえつつ、若手職員からベテラン職員に至るまで、それぞれの立場からこれらの課題解決に向け自身の森林づくりの考え方について積極的に意見を述べるなど有意義な現地検討会を開催することが出来ました。

       岡山森林管理署と森林技術・支援センターでは、連携協力し若手職員を含む職員全体のスキルアップを目的に引き続き現地検討会を開催していく予定です。


    当日の様子1当日の様子2
    当日の様子3当日の様子4

    お問合せ先

    林野庁 近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター

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