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近畿中国森林管理局

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    令和2年度 ICT研修


       令和2年11月22日から4日間にわたり、林野庁のブロック研修であるICT研修が新見市で開催され、国有林、県、市町村の担当者をはじめ、民間も含めた8名が参加しました。

       この研修では、林業の成長産業化にむけて、「最新技術を活用した効率的で効果的な路網整備」や「地域の特性、森林資源状況を考慮した森林整備計画」、「資源活用計画による地域構想」などを検討するための技術力を養成することを目的としています。
    コロナ禍の折、密を避けるための会場設営や少人数化など、感染予防対策を徹底した中で実施されました。

       森林技術・支援センターは、フィールドの提供や試験地の説明、班付講師などを担当しました。

       研修は講義から始まり、実習地域の森林整備の計画を班ごとに検討しました。研修生は地域の課題を把握し、効果的な施業の範囲、時期、内容などを活発に議論していました。

       実習地域の対照地域においては、広域な森林の状況把握のための踏査や、森林の計測方法や目標林型の決め方などの解説が行われました。

       その後、GISソフトを用いて最適な伐採区域を決定し、計画した路網から、森林資源の蓄積をいかに平準化し持続的な木材生産を図ることができるか、このことで地元にどれだけの安定した雇用を生み出すことができるかの検討が重ねられ、最終日には各班からの取りまとめが発表されました。

       研修に参加した研修生からは、今回の成果を仕事に生かせるよう研修内容を思い出しながら日頃の業務に取り組んでいきたいとの意気込みが聞かれました。

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    お問合せ先

    林野庁 近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター

    住所:〒718-0003 岡山県新見市高尾786-1

    TEL:(0867)72-2165(代) IPTEL:050-3160-6215

    E-mail:kc_gijyutsu@maff.go.jp