このページの本文へ移動

近畿中国森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    環境保全型森林ボランティア活動 ~国有林で森林管理を学ぶ~


       9月1日(金曜日)~9月15日(金曜日)までの2週間、新見市神郷 高瀬地区において、「NPO人杜守」主催による「環境保全型森林ボランティア」活動が行われ、岡山大学や京都大学等の総勢15名の学生が参加しました。

       当ボランティア活動は、『人工林の保育作業(間伐等)に従事するとともに、木材利用等の活動体験を通じて、森林の持つ公益的機能等の森林・林業の重要性について学ぶ』ことを目的に行われました。
       民有林の間伐作業を主体に、国有林の見学、木材市場の見学、さらには地域の運動会にも参加するなど、地域住民との交流も行われる充実した内容となっており、参加した学生たちは15日間にわたり汗を流しました。

       うち、当センターでは2日間の受け入れを行いました。学生たちは技術開発試験地において、列状間伐や複層林施業等について視察し、人工林の森林管理等について学びました。列状で間伐することのメリット、デメリット、密度管理等について質問があり、なぜ間伐が必要なのかについて理解を深めていました。

       主催者からは、「学生たちは、ボランティアに参加するだけでなく、人工林管理の基礎的知識を講義していただいたことにより、なぜ間伐が必要なのか等について理解を深めることができ、有意義な視察となった」と謝意をいただきました。

       閉校式では、学生一人ひとりが感想やの決意を述べ、林業関係の仕事に就きたいと述べる学生もおり、今後の活躍が期待されるところです。


    講義列状間伐

    お問合せ先

    林野庁 近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター

    住所:〒718-0003   岡山県新見市高尾786-1

    TEL:(0867)72-2165(代) IPTEL:050-3160-6215