林道及び作業道の開設
林道および作業道について
林道および継続的に使用する作業道は、木材の搬出や間伐等の森林整備に不可欠なだけでなく、人々が憩いの場として森林を利用する際の重要なアクセスとなります。そのためには安全で効率良い道づくりが必要となってきます。
危険がなく、また景観にも配慮された道づくりは、地域振興にも大きな役割を果たします。投資効果や林業等の産業育成を考慮しつつ計画的に整備することに努めています。
道の開設に当たっては、具体的に土留工に間伐材を使用するなど、景観や資源循環に配慮した積極的な取り組みをしています。
土留工を施工した林道
林道事業におけるICTの活用
ICTの活用内容として、地上型レーザースキャナー(Leica_BLK360G2)による3次元起工測量、3次元設計データ作成(建設システム_SITEC 3D 2024)、ICT建設機械 (0.25m3BH_PC78US、杭ナビ_LN-150)を活用した施工(進入路作設、 床掘)があります。
3次元起工測量、マシンガイダンスによる床掘により施工(作業)時間の短縮が図られる。丁張の設置手間の省力化、床掘時の変化地点及び堀勾配の確認手間の省力化が図られる。作業員(測量班)の安全確保が図られ、作業員配置の省力化が図られる。といった効果が期待されます。
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