沿革
| 明治2年 | 版籍奉還により幕府管理下の林野が、明治新政府民部・大蔵省所管の官林となる |
| 明治4年7月 | 民部省廃止 大蔵省所管となる |
| 明治7年1月 | 内務省所管となる 内務省地理寮森林課が山林事務を所掌し組織改正により木石課が所掌する |
| 8月 | 木石課は山林課となる |
| 明治12年5月 | 静岡県下の官林が内務省直轄となる |
| 明治13年7月 | 内務省直轄官林所在地の静岡県に山林局出張所を設置 |
| 明治14年 | 農商務省山林局の所管となる 内務省山林局出張所を農商務省山林事務所と改称 |
| 明治18年12月 | 宮内省に御料局設置 |
| 明治19年 | 農商務省山林局静岡大林区署設置 |
| （全国に21大林区署、127小林区署、67派出所を設置） | |
| 明治22年4月 | 千頭地区の官林が御料林に編入、御料局木曾支庁の所管となる |
| 明治22年8月 | 静岡県下、全ての官林を御料林へ編入 |
| 宮内省御料局静岡支庁を設置（管轄域区：静岡、神奈川、山梨、長野） | |
| 静岡県内には、三方、森、静岡、佐野、天城に出張所を設置 | |
| 静岡大林区署廃止 | |
| 東京大林区署設置（管轄区域：東京、埼玉、茨城、千葉） | |
| 明治23年3月 | 佐野出張所が移転し沼津出張所と改称 |
| 明治29年 | 三方出張所が浜松出張所に改称 |
| 明治30年6月 | 神奈川、静岡、山梨県を東京大林区署の管轄に編入 |
| ※3県下に御料林はあったが官林（国有林）は存在しないため、小林区署は設置せれなかった | |
| 明治36年7月 | 宮内省御料局木曽支庁が新設され、静岡支庁管轄の諏訪、飯田両出張所を移管 |
| 明治39年6月 | 宮内省御料局甲府支庁を新設され、静岡支庁管轄の山梨県下の3出張所を移管 |
| 明治41年1月 | 帝室林野管理局制の施行により、御料局を帝室林野管理局と改称、帝室林野局管理局静岡支庁設置（改称） |
| 明治42年1月 | 森、浜松出張所の一部を合併し気田出張所を新設、森出張所の残部と静岡出張所の一部が合併して掛川出張所を新設、 |
| 天城出張所を分割して河津出張所を新設、静岡出張所を千頭出張所へ改称 | |
| 大正3年8月 | 帝室林野管理局の支庁を支局へ改める 静岡支庁が廃止され静岡県下の御料林は東京支局、名古屋支局に分割 |
| 東京支局の静岡県内の出張所：沼津、天城、河津 | |
| 名古屋支局の静岡県内の出張所：千頭、掛川、気田、浜松 | |
| 大正10年10月 | 東京支局が廃止となり、その管轄区域が本局（帝室林野管理局）直轄となる |
| 名古屋支局は存置 | |
| 本局直轄の静岡県内の出張所：沼津、天城、河津 | |
| 名支屋支局の静岡県内の出張所：千頭、掛川、気田、浜松 | |
| 公有林野官行造林事業を進めるため、東京大林区署に静岡公有林野官行造林署を設置 | |
| 大正13年4月 | 帝室林野管理局を帝室林野局と改称し、東京支局が復活 |
| 東京支局の静岡県内の出張所：沼津、天城、河津 | |
| 大正13年12月 | 営林局署官制発布により、東京大林区署は東京営林局に改称、静岡公有林野官行造林署を静岡営林署に改称 |
| 昭和10年4月 | 千頭森林鉄道が電力株式会社から帝室林野局へ無償譲渡 以降、森林鉄道の支線延長が進む |
| 昭和11年 | 帝室林野局名支屋支局 千頭出張所で官行斫伐事業開始され集材機が初めて導入される |
| 帝室林野局名支屋支局 千頭出張所に千頭貯木場を開設 | |
| 昭和14年 | 富士山御料林で官行斫伐事業開始 |
| 昭和15年 | 帝室林野局名支屋支局 千頭出張所の森林鉄道4台の内燃機関車を木炭ガス代燃に切替 |
| 昭和16年1月 | 帝室林野局名支屋支局 気田、浜松両出張所の一部を合併し水窪出張所新設 |
| 昭和18年 | 東京営林局が群馬県前橋市に疎開 |
| 帝室林野局東京支局 沼津出張所に官有トラック導入 | |
| 8月 | 東京支局を東京地方帝室林野局、名古屋支局を名古屋地方帝室林野局と改称 |
| 昭和20年8月 | 静岡地方帝室林野局設置 |
| 静岡地方帝室林野局の出張所：浜松、掛川、水窪、気田、千頭、沼津、天城、河津 | |
| 昭和22年3月 | 静岡地方帝室林野局廃止 |
| 昭和22年4月 | 林政統一により、御料林、北海道国有林が農林省所管の国有林に統合 |
| 林野局官制制定、山林局が林野局（外局）となり、全国に14営林局を設置 | |
| 青森、秋田、大阪、高知、熊本の各営林局は存置 疎開中の東京営林局が前橋営林局と改称 | |
| 旭川、札幌、東京、名古屋の各地方帝室林野局が移管され営林局に改称 | |
| 木曽地方帝室林野局は長野営林局となって移管 | |
| 北見、帯広、函館の3営林局は北海道国有林の移管に合わせて5月1日に新設 | |
| 静岡県内に沼津、天城、河津、静岡、千頭、気田、水窪、掛川、三ヶ日の各営林署を設置 | |
| （天城、河津、千頭、気田、水窪、掛川、三ヶ日は帝室林野局の出張所を営林署へ改称） | |
| 昭和22年9月の組織編制 | |
| 東京営林局:19営林署107担当区 | |
| 静岡営林署の課編成：庶務課、経営課、事業第一課 | |
| 担当区：静岡、修善寺、下河津、松崎、中川根、沼津、御殿場、上井出、伊東、土肥（10担当区） | |
| 千頭営林署の課編成：庶務課、経営課、事業第一課、事業第二課 | |
| 担当区：北千頭、南千頭、梅地、東千頭、西千頭（5担当区） | |
| 沼津営林署の課編成：庶務課、経営課、事業第一課、事業第二課 | |
| 担当区：沼津、熱海、小山、御殿場、須走、吉原、大宮、北山、上井出（9担当区） | |
| 昭和24年6月 | 林野局を林野庁と改称 「営林局各部、営林署及び木炭事務所の内部組織の訓令」により営林署の課を再編、あわせて担当区を整理統合 |
| 静岡営林署の課編成：庶務課、会計課、経営課、事業課 | |
| 担当区：吉原、北山、大宮、上井出、静岡（5担当区） | |
| ※静岡営林署は静岡県内の公有林野官行造林地を管理していたが、天城、河津、沼津、千頭各営林署へ各公有林野官行造林地を移管 | |
| と沼津営林署との間で管轄区域を整理したため担当区減 | |
| 千頭営林署の課編成：庶務課、経営課、事業課 | |
| 担当区：北千頭、南千頭、梅地、東千頭、西千頭、中川根（6担当区） | |
| 沼津営林署の課編成：庶務課、経営課、事業課 | |
| 担当区：沼津、御殿場、須走、小山（4担当区） | |
| ※小田原、静岡両営林署との間で管轄区域を整理したため担当区減 | |
| 昭和25年 | 沼津営林署御殿場事業所（木ノ根沢国有林）に初めてトラクタ導入し試験的に集材実行、トラクタ集材発祥の地となる |
| 昭和26年 | 千頭営林署で天地索道架設工事着工（昭和27年3月完成・4月から搬出開始） |
| 昭和27年3月 | 千頭営林署島田貯木場開設 |
| 沼津営林署御殿場製品事業所新設 | |
| 昭和28年 | 静岡営林署に集材機導入 |
| 昭和29年 | 千頭団地3署（千頭営林署、気田営林署、水窪営林署）で「奥地林完全更新試案」をまとめる |
| 伐木事業所、斫伐事業所を製品事業所に改称 | |
| 沼津営林署沼津貯木場開設 | |
| 静岡営林署にセミセミトレーラトラックを導入（国有林初の大型車両の導入） | |
| 三ヶ日営林署を浜松営林署に改称 | |
| 昭和32年 | 沼津営林署御殿場製品事業所を「機械化モデル事業所」に指定 |
| 千頭営林署の千頭森林鉄道飛竜橋を架替 | |
| 昭和33年4月 | 静岡営林署梅ヶ島担当区新設 |
| 昭和34年3月 | 千頭営林署中千頭担当区新設 |
| 昭和38年 | 千頭団地（千頭営林署、気田営林署、水窪営林署）の森林鉄道延長工事を全面的に中止 |
| 昭和43年4月 | 千頭森林鉄道廃止（総延長51,438m） |
| 昭和45年7月 | 静岡、沼津両営林署管内に富士山自然休養林を指定 |
| 昭和53年7月 | 農林省を農林水産省と改称 |
| 国有林野事業改善特別措置法公布 | |
| 9月 | 「国有林野事業の改善に関する計画」（昭和53年計画）を策定 |
| 昭和54年3月 | 掛川営林署を浜松営林署に統合 |
| 昭和59年 | 千頭営林署島田貯木場廃止 |
| 6月 | 「国有林野事業の改善に関する計画」（昭和59年計画）を策定 |
| 昭和62年3月 | 静岡営林署梅ヶ島担当区廃止、千頭営林署東千頭担当区廃止、沼津営林署三明寺種苗事業所廃止 |
| 昭和62年7月 | 「国有林野事業の改善に関する計画」（昭和62年計画）を策定 |
| 平成元年5月 | 静岡営林署に梅ヶ島治山事業所を新設 |
| 大井川治山事業所が局直轄から静岡営林署直轄となる | |
| 平成2年3月 | 南アルプス南部光岳森林生態系保護地域を設定 |
| 平成3年7月 | 「国有林野事業の改善に関する計画」（平成3年計画）を策定 |
| 平成4年3月 | 沼津営林署須走担当区事務所廃止 |
| 平成4年4月 | 担当区事務所を森林事務所へ改称、担当区主任を森林官に改称 |
| 平成6年3月 | 沼津営林署御殿場製品事業所廃止 |
| 平成7年3月 | 沼津営林署が静岡営林署と統合し、静岡営林署の内部組織として沼津森林経営センターを設置 |
| 廃止時の沼津営林署の組織編制 | |
| 署長・次長・ 総務課（総務係、会計係、経理係） | |
| 業務課（造林係、収穫係、治山係、事業係、土木係、森林活用係） | |
| 森林事務所（沼津、御殿場、小山、須走支所） | |
| 沼津森林経営センター設置時の組織編制 | |
| 所長・副所長・専門官・総務第一係、総務第二係、業務第一係、業務第二係、業務第三係 | |
| 森林事務所（沼津、御殿場、小山、須走支所）※森林事務所は組織規則上は静岡営林署所属 | |
| 千頭営林署千頭製品事業所廃止 | |
| 令和8年3月 | 千頭営林署千頭貯木場廃止 |
| 平成10年10月 | 「国有林野事業の改革のための特別措置法」公布され、平成10年10月から平成15年度末を集中改革期間として抜本的改革を実施 |
| 平成11年3月 | 東京営林局と前橋営林局を統合し関東森林管理局を設置 |
| 旧東京営林局は暫定組織として関東森林管理局東京分局となる | |
| 静岡営林署と千頭営林署を統合し静岡森林管理署と改称 | |
| 旧千頭営林署は、暫定組織として千頭事務所となる | |
| 廃止時の千頭営林署の組織編制 | |
| 署長・次長・ 総務課（総務係、会計係、経理係） | |
| 業務課（技術専門官、造林係、収穫係、治山係、事業係、土木係、森林活用係） | |
| 森林事務所（南千頭、中川根支所、西千頭、北千頭、梅地） | |
| 千頭事務所設置時の組織編制 | |
| 所長・管理官・総務第二係・経理第二係 | |
| 業務第二課（技術専門官・造林係・収穫係・治山第三係・土木係・森林活用係） | |
| 森林事務所（南千頭、中川根支所、西千頭、北千頭、梅地） | |
| 平成13年4月 | 局直轄の大井川治山センター設置に伴い、静岡森林管理署大井川治山事業所を廃止 |
| 10月 | 沼津森林経営センター、千頭事務所廃止 |
| 静岡森林管理署の組織編制 | |
| 署長・次長・流域管理調整官・総務課（総務係・経理係） | |
| 業務課（技術専門官（2人）・経営係・造林係・土木係・森林ふれあい係・管理係） | |
| 治山課（企画係・治山第一係・治山第二係・治山第三係） | |
| 森林事務所（静岡、表富士、上井出、沼津、御殿場、小山、千頭、南千頭、西千頭、梅地） | |
| 平成16年3月 | 関東森林管理局東京分局を廃止し関東森林管理局東京事務所を設置 |
| 平成17年4月 | 管轄区域の整理のため、大代及び高熊国有林を天竜森林管理署から移管 |
| 平成25年4月 | 国有林野事業が一般会計に移行 |
| 森林管理署にグループ制を導入（課制を廃止） | |
| 静岡森林管理署にグループ導入時の組織編制 | |
| 署長・次長・森林技術指導官・地域林政調整官 | |
| 総務グループ（総括事務管理官・主任事務管理官・事務管理官（2）） | |
| 業務グループ（総括森林整備官・主任森林整備官（4）・森林整備官（3）） | |
| 治山グループ（総括治山技術官・治山技術官（3）） | |
| 森林事務所：静岡（静岡担当区）、表富士（表富士担当区）、上井出（上井出担当区）、 | |
| 沼津（沼津・御殿場・小山担当区）、千頭（千頭・西千頭・梅地担当区）、南千頭（南千頭担当区） | |
| ※千頭森林事務所には「地域統括森林官」を配置、沼津森林事務所には「首席森林官」を配置、 | |
| 他の森林事務所には「森林官」を配置 | |
| 平成27年4月 | 小山地区民有林直轄治山事業開始（平成27年度～令和6年度まで） |
| 令和2年 | 令和元年10月の東日本台風の影響等により小山地区民有林直轄治山事業全体計画を変更（平成27年度～令和16年度まで） |
お問合せ先
静岡森林管理署
ダイヤルイン：054-254-3401
