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関東森林管理局

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    静岡県と残渣減容化処理容器の使用に関する協定を締結しました

      令和7年12月11日に、静岡県知事と静岡森林管理署長との間で、「残渣減容化処理容器の使用に関する協定」を締結しました。

      シカの生息数の増加と生息域の拡大により、全国的に下層植生の衰退や植栽木の食害等の森林の被害は深刻な状況にあり、この対策として捕獲が進められているところですが、捕獲した個体の処理が大きな課題となっているところです。

      静岡森林管理署では、この課題のひとつの解決策として、「残渣減容化処理容器」の導入と普及に取り組んでいます。この「残渣減容化処理容器」とは、地中に林道工事等で使用する導水管(直径1メートル、深さ3~4メートル)を鉛直方向に設置し、金属製の蓋を付けたもので、この中に捕獲したニホンジカをEM菌の入った発酵補助剤とともに投入して処理する簡易施設となっています。従来の処理施設より簡易かつ安価に設置できることが大きな特徴となっています。

    国有林内に設置した残渣減容化処理容器

    国有林内に設置した残渣減容化処理容器

    国有林内に設置した残渣減容化処理容器

      富士山国有林の一部では、静岡県により民有林との一体的なニホンジカ捕獲事業が進められているところですが、これまでは、捕獲した場所を問わず全て国有林外に設けられている埋設穴を利用し処理されていました。しかしながら、捕獲した国有林から運び出す必要があり、また埋設穴での処理には限界があることが課題となっていました。このため、本協定により、国有林内で捕獲したニホンジカの処理については、国有林内に設置してある「残渣減容化処理容器」を利用していただくこととなりました。

      静岡県の捕獲事業に従事しておられる方によると、捕獲した国有林内で処理を行うことができるため、以前よりも運搬等の負担がかなり減っているとのことでした。

      シカ被害対策を効果的・効率的に進めるためには、関係者が協力して取り組むことが重要です。このため、静岡森林管理署は、引き続き静岡県をはじめとした自治体や関係機関と協力し、ニホンジカによる森林被害対策を進めてまいります。

    (残渣減容化処理容器の現地検討会の様子はこちらをご覧ください。)

    お問合せ先

    静岡森林管理署

    担当者:業務グループ 森林ふれあい担当
    ダイヤルイン:054-254-3401