プレスリリース
【OWL】を活用した立木材積調査等の検討会について
林内の樹木の体積を計測する立木材積調査の効率化、省力化を目指して、地上型レーザースキャナ「OWL」(アウル)(PDF : 111KB)を活用 した立木材積調査や、 衛星通信サービスを活用した遠隔支援アプリの紹介などを行う検討会を開催します。 |
1.概要
国有林では、立木材積の計測について、効率化、省力化を目指して、地上型レーザースキャナ「OWL」(アウル)の導入を進めています。「OWL」は、これまで輪尺(りんじゃく)、測竿(そっかん)などを用いて人力で行っていた直径や樹高の計測を赤外線レーザーで行い、取得したデータをパソコンソフトで解析し、立木材積を算出します。これにより従来の作業に比べ、人手と手間を大幅に縮減したり、地形情報が得られるなどのメリットがあります。
この取組の普及啓発を目的に、実際の測定作業を体験していただくとともに、現地で取得したデータと測定木を伐倒し樹長を計測したデータとの比較検証状況を確認いただくこととします。
また、新潟県新潟地域振興局様のご協力により、通信環境条件の悪い現場において、衛星通信サービスを活用し映像・音声・データのリアルタイム通信を確保できる、リアルタイムコミュニケーションシステムをご紹介いただき、様々なご意見をいただく機会として開催します。
2.実施日時
令和7年9月30日(火曜日) 10時00分~12時00分(受付開始9時30分から)少雨実施
3.開催場所
新潟県阿賀野市折居字折居山国有林105 い林小班(別添案内図(PDF : 788KB)を参照:国道290 号より約2.1km)
4.実施内容
(1)「OWL」を使用した測定及び測定木の伐倒検証(2)「リアルタイムコミュニケーションシステム((株)ソラブルトレーディング)」の紹介
5.取材申込方法等
現地検討会での取材は可能です。取材のご希望につきましては、令和7年9月17日(水曜日)までに下記お問い合わせ先へご連絡をお願いします。
6.参加予定者
新潟県、市町村、林業関係機関、林業事業体、森林管理署等(40 名程度)7.その他
(1)一般参加の募集は致しません。林業関係者と報道関係者のみの現地検討会となります。(2)長靴、保安帽をご用意ください。
(3)車両の駐車については、現地誘導員の指示に従ってください。
お問合せ先
関東森林管理局 下越森林管理署
担当者:主任森林整備官(ふれあい担当)
代表:0254-22-4146
Mail: ks_kaetsu_postmaster@maff.go.jp